フリービット会長・石田宏樹のパーソナルブログ

石田宏樹 / Atsuki Ishida
フリービット代表取締役会長
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36歳の誕生日!

2008.06.19 12:06 PM

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6/18

0:00 36歳の誕生日を迎える、沢山の方からお祝いメールが届く。
   皆さんありがとうございます!

   ノートに向かって、36歳のキーワードを設定する。

   昨年は「基礎固めと積み重ね」に設定し、

   「絶対に砂上の楼閣は作らない。その為の完全な基礎固めを行う。」

   事を胸に1年間邁進してきた。


   SiLK VISION 2010の設定と、1年前倒しのver.2.0の発表。

   事業規模も売り上げ80億円規模に、次の資金調達に向けた新株予約券の発行。

   スタッフ数も社員数200名強、DTI、MCSの取得によって、技術陣を
   含む優秀なスタッフの確保も完了した。

   Phoenix Oneの断行によって、事業構造も飛躍的に改善することが出来た。
   唐津SiLK Hotlinesの立ち上げによる120名以上の優秀な仲間の採用。

   さらには各種特許の取得による知財戦略EmtionLink Semantiq Node API
完成によるサードパーティーへの対応準備、これらのショウルームとしての
   DreamHUBのスタート、デベロッパープログラムの開始。

   そしてそれらを横展開して行くための中国進出。

   次の飛躍に向けての「基礎固めと積み重ね」を本当にしっかりと行うことが
   出来たと思っている。僕の人生の中でも最も充実した1年であったと思う。

   そして飛躍の為にそれらをまとめ上げて行くのが今年だと覚悟していく。

   「基礎をまとめ上げて、飛躍につなげる」為にすべての行動、判断、表現を
   貫く一つのポリシー。それを36歳のキーワードに設定した。

20080618-Simple.jpg

   36歳のキーワードは「Simple.」。

   会社も大きくなり、市場や株主の皆様の期待値もそれに連れて大きく
   なってきていることを認識している。FBグループだけでなく社会においても
   様々な分野において複雑さがどんどん増してきている。
   この中で重要になってくるのが、

   

複雑な情報を Simple. にとらえ、Simple. に判断し、
   さらには、Simple. に表現していくこと


   だと思っている。今年もがんばるぞ!


7:00 起床。

   本日のアクションアイテムのまとめ、中国企業家#3の執筆完了。
   今回は大変面白い内容になったと思う。インターネットの成長の
   「理由自体」を俯瞰して分析してみた。自分にとってもいいまとめに
   なった。その後は、本日のプレスリリースの内容の最終確認など。

11:00 Emotion Link ActiveNode技術の特許取得のプレスリリース。
   アプリケーションがIPアドレスを保有するという画期的な内容が
   特許を取得できた。全く新しい概念のアプリケーションが生まれる。
   インターネットを広げ社会に貢献するために有効に使っていきたい。
   誕生日にプレスリリースできるとは本当に運命を感じる。

12:00 上期経営方針発表会の最終資料を、FBグループ全GMと読み合わせ。

   ショートミーティングなどがずっと続く。

   Firefox3をインストール。誕生日にリリースとはうれしい!
   ギネス記録にご協力!

16:00 FBグループ上期経営方針発表会

20080618-staffmeeting1.jpg

   2008/4決算の報告、2009/04の具体的戦略の説明、新技術の紹介、
   各GMからの具体的な方針説明を行う。上海SilK-Baseも、
   唐津SiLK Hotlinesも集合。全社員でしっかりとシェア。

   その後は、グループ懇親会。会社や部署、場所の壁を越えて
   全社員でとてもいい交流会になった。

20080618-staffmeeting-cake.jpg

20080618-staffmeeting-karatsu.jpg
唐津SiLK Hotlinesのエージェントの皆さんが作ってくださった「唐ワン君」の
ペーパークラフトもいただきました!

   サプライズで僕の誕生会も開いていただいた、本当に感謝。
   全社員に誕生日を祝っていただいて本当に幸せモノです。。。

   懇親会のご挨拶の際に36歳のキーワード「Simple.」を発表する。

   皆さん本当にありがとうございました!

-----

参考までに、25歳からのキーワードを掲載しておきます。

25歳「守り」(1997年)

前職の三菱電機グループのISP(現在は東京電力グループ)のDTIを設立に参加するも、
NTTの着信回線不足問題等に毎日悩まされ,入会者も伸びずにまだまだISP市場での
足場も築けていない時期だった。当然計画値との差も出てきて焦るが、無謀な値下げや
キャンペーンによるユーザー獲得を狙わずに、「満足度」というアイデンティティに
よって息の長いユーザー獲得を狙う目標の為にひたすらクオリティアップにつとめる
「準備」の年であると位置付けた。

専用のネットニュースと、NIFTYのインターネットフォーラムで自らサポートを
行う。サポートセンターに来た苦情メールすべてに目を通す習慣を身につける。

# 将来のユーザーデスクトップ環境を目指して「Dream DeskTop」を開発。
# DTI初めてのオリジナルプロダクト。現在のAjax(java script)を利用して
# センターアーキテクチャーを使った、WebOS系システムの先駆けとなっていると思う。


26歳「攻め」(1998年)

25歳の時の準備を一気に「刈り取る」年。満足度No1をはじめて獲得。広告も。
媒体を絞り込んで複数のページと記事広告による独自のスタイルを確立した。
口コミも広がりユーザー数も急増。「Dream DeskTop」の利用者も増加し、
ユーザーコミュニティも形成される。


27歳「熟成」(1999年)

その時点での「熟成」が必要であると思われた年。今までの企画立案担当としての
プレイヤーの役割から「最高戦略責任者」(CSO)としての管理者としての立場も
考慮して様々な面の熟成が必要になった。今のリアリティ化の原点となる、

戦略-戦術-アクションアイテム

という落とし込みを行うようになった年でもある。

自分が「戦略」と思っていたものが、実は「戦術」もしくは「アクションアイテム」で
しかなかったことに気づき、戦略を立案するためには、正しい知識と学問をベースに、
発想する事が必要だということを学ぶ。それまでの経験を一気に熟成させて自分自身の
次のフェーズへ入った年でもあった。大きな転機となる。


28歳「覚悟」(2000年)

FreeBit.Comを設立しCEOとなる。マーケットの期待、スタッフを食べさせていく責任、
インターネットをさらに広げよう、そして何よりそれらの「大変なこと」を「ワクワク
しながらやろう」という意気込み、、、様々な点から「覚悟」と一言で表現した。

資金調達、オフィス探し、ビジネスモデルの設定、技術開発、、、などなど、
本当に大車輪の一年だった。

当然、自分自身にとって大きな「フェーズアップ」となった。DTIを離れる時に
木村太郎さんから

「個人木村太郎としても,ジャーナリスト木村太郎としても,君は自分のブランドで
やるべきだと思う」

自分のブランド、自分のリスクで物事を行うということは、「言い訳のきかない環境」
で結果を出し続けていくこと。これが如何に大変なことであるかということを痛感
した。そのおかげもあって、本当に成長することができたと思っている。


29歳「28歳のバージョンアップ」(2001年)

28歳の成長をそのまま継続したいという意図を持って進んだ年。

30歳「三十にして立つ」(2002年)

組織化、継続化という事を最も意識した年。

成長と継続的成長はまったく違うものである事に初めて気づく。
成長は、努力と運があればある程度はいく場合があるが、継続的成長の為には
仕組み(フレームワーク)が必要。フレームワークのひとつが組織。

ただ、今思えば「組織こそフレームワーク」と小さな視野で見ていた時期でもあった。
成長の痛みの始まり。ただ、この痛みを克服して、本当にフレームワークの上に
「立った」価値観をもてるようになった。

「フレームワークを決めた上での、徹底的なフレキシビリティ」

今のフリービットのオペレーションの原型が生まれるきっかけになった年である。


31歳「デザイン」(2003年)

「ネットワーク化された社会をしっかりとデザインする一年としたい」

という決意をblogで書いている。この年に、フリービットが進む大きな
アーキテクチャーを設定した。

BroadBand化、Ubiquitous化、Semantic化

現在も事業説明会などでは必ず説明するこのフレームワークだ。

フリービットのビルディングブロック(現、コアコンポーネントAPI)をすべて
このフレームワークにあわせてブラッシュアップした。

ネットワーク化された社会をしっかりとデザイン(イメージ)することによって、
フリービットの立ち位置もはっきりと見えてきた。

その中で、開発を断行したのがOverLay Internetテクノロジー「Emotion Link」である。

当時の企画部門などに内容を理解してもらうために、沢山お酒を飲みにいった
事を懐かしく記憶している。(技術陣はさすがに瞬時に理解をしてくれた)

「美しいモノしか信じない」、川崎和男先生と出会ったのもこの年齢でだった。


32歳「実装」(2004年)

今の成長を支えている二つのコアコンポーネントAPIである、Emotion Linkと
帯域最適配分システムBitAgentの二つを、先を見据え当面の赤字覚悟で同時開発
を決断し、必死で開発と事業構造の転換を行ったのがこの年だった。

スタッフもある意味、「本当にこの先はあるのか?」と疑問に思った瞬間も
あったと思う。

赤字が続くことに関して全社集会の場で事情を説明しはじめて頭を下げ、
「信じてついてきてほしい」と訴えた日のことは忘れない。
全社一丸になって、Turn Aroundプロジェクトを10月から推進し、努力の結果
翌年2月には単月黒字に戻し、成長基調に転換することができた。

現在の、Dual課金モデル、コアコンポーネントモデルなどに会社が生まれ変わった
年だった。

イノベーション、ビジネスモデル、今までの蓄積、それらすべてを
経営としての数字として「実装」できた年だったと思っている。


33歳「聞く」(2005年)

「実装」とTurn Aroundプロジェクトが終わり、次の「攻め」への
シフトを開始した年となった。

数値的には「攻め」に入っているのだが、スタッフの「実感」はまだ
完全には伴っていなかった。そこで重要なのが「聞く」という事だった。

「市場の声、スタッフの声、先輩の声、取締役陣の声、それぞれに
 耳を傾けて内容を完璧に理解した上で、決断を早期に下す。
 せっかちな性格なのでそれまでは「聞く」事が苦手だったと思う。
 この目標を掲げた事で、本当に自分自身成長できたと思っている。」

とblogに記述した通りだった。

いよいよ上場に向けて舵きりを始める。


34歳「勇気」(2006年)

すべての事柄に対して、ほんの少しづつでも「勇気」を加えて
みようと全社にも宣言をした。

技術は技術で「勇気を持った実装、計画」
営業は営業で「勇気を持ったセールス、顧客接点作り」

などなど。ほんの少し勇気を追加するだけで、全体からすると
とても大きな力になる。

設立7年目にして、最高に元気な状態で上場を迎えることができた年。
そしてさらに大きな勇気が必要となった年。

35歳「基礎固めと積み重ね」(2007年)

3月20日の上場後、中期経営計画SiLK VISION 2010を発表。
その計画に従ってハイブリッド戦略を推進。
DTIを買収、再び原点をDNAに取り込む。
FB、DTI統合戦略「Phoenix One」を推進し、企業規模、
体力ともに「基礎固めと積み重ね」を具現化できた年となる。

2008.06.19 12:06 PM|TrackBack(0)|Today


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