フリービット会長・石田宏樹のパーソナルブログ

石田宏樹 / Atsuki Ishida
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10月 11月の活動のご報告 ”先行指標と遅行指標”

2012.11.26 14:36 PM

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現在フリービットは、

1.SiLK VISION 2013 最終年度としての今期の実績の積み上げ /
構造改革プロジェクト SiLK Renaissance の最後のツメ

2.次の中期のコアになる技術と事業の事前立ちあげ

3.次の中期を実行していくための体制(事業インフラ)構築

の3つを同時に行なっています。

前回の中期経営計画の発表時においては、発表前年度の2と3の準備、
いわばこの”コスト部分”への投資が十分でなかったと反省しています。

特に2の部分においては、新中期が始まっての事業立ちあげが多く、
「早く修正する」、その修正時間分だけ、期待値にお応えできない
部分を発生させてしまったと考えています。

その大きな原因は、フリービットが「遅行指標型」の会社であったことに
あると考えています。

起業時は、ビジョンとそこに向かっていく集中力と突破力、そして
「遅行指標型能力」(起きた事に柔軟かつ即座に対応出来る)事が
大切になります。

そもそも、起業時は持っている経営リソース(ヒト・モノ・カネ)が、「極小」
なのですから、先行指標で動いても差別化は効きにくいし、レバレッジが
効かない事は事実です。

先ずは「立ちあげ、生き残り、成長すること」が、このフェーズには
必要だと信じています。



全社ミーティングより。先行指標(KPI)への体質改善は、膨大な時間とリソースをかけて進行させています。


SiLK VISION 2013の計画設定時は、まだこの「ビジョン」+「遅行指標重視型」の
企業文化が強かったと感じています。我々はここから多くのことを学び、
さらに、経営リソースも格段に拡大したことから、「先行指標型」への
抜本的な体質改善を決断し、取り組んできました。

体質改善は、外科的な治療ではなく、漢方薬で体全体のバランスを
整えていくいくような長い取り組みが必要でした。

フリービットの社是で「早く動いて、早く失敗して、早く修正する」という
ものがありますが、これも、先行指標と、現在地との「差」が分かって
はじめて、「修正」が機能します。

これらの体質改善の効果が、今期になって明確に生まれ始めています。

10月、11月も上期の最終月、下期の最初の月ということで、詳細な
先行指標の割り出しに多くの時間を割り当てました。

10月の活動

・9月入社新卒の配属


9月入社の新卒君達。9月は珍しく文系採用です。実は、4月入社の新卒君たちが、既に先輩として、
ラフな服装で「迎える側」として参加している事に注目ですね。

 フリービットでは、酒井穣取締役の新卒の年2回採用が始まり、
 4月だけでなく、9月入社のシステムが稼働し始めました。
 9月入社の最初の新卒君たちが、各部署に配属されました。
 通年で新卒採用を行なっているようなイメージになって来ました!

・北京出張 x 2回

 日中関係は緊張感が解けていませんが、今年度から積極投入した本社と
 同じ先行指標(KPIシステム)が稼働し始めたこと、新卒3~4年目の本社で
 じっくりと教育を受けた人材を一気に投入したことなどで、中国事業の
 グリップ感が大きく変わって来ました。

 クラウドプラットフォーム事業
 M2M事業(Cloud@SD中心)
 IPv6事業(FBII連携)
 aigo cloud 事業

 4つとも具体的な進捗が出来ています。
 この2年は本当に「匍匐前進(ほふくぜんしん)」といった感じでした。

 歯を食いしばって、様々な予期せぬ事項が発生しても、とにかく
 前に進んでいく。やっと、光が見え始めてきています。

 本土サービスの「前哨戦」でもある、香港VPS事業に関しても
 北京チームが有機的に稼働し、日々多くのノウハウを驚くほどの
 スピードで吸収してきています。

 リーダーを始めとして、大変若いメンバー達ですが、
 その分とても”伸びしろ”が大きいですね。

 北京内部に、マーケティング、プロダクト企画、開発、運用チームが
 育ってきていることが一番大きな「財産」であると考えています。

 10月は2回北京入りして、クラウド事業に関しての提携の交渉、
 aigo cloud の拡大に対しての意識合わせ、IPv6化プロジェクトの
 提案に関しての詳細 などなど積極的に活動しました。


・Asia Innovation Forum 2012

 今年も出井さんが主催する、AIFに参加して、多くの学びを得ました。

 中国、長江商学院のトップが語った、資本主義の欠点、マネックス松本社長が
 語った「金利が0と言うことはマネーへの期待値が0になっている時代
 という言葉。

 上場企業のCEOとして、深く考えないといけない言葉でした。

 また、豪華メンバーの中、Sessionにも参加させて頂きました。

 企業が長期的に生き残っていくレイヤとは? という持論と、
 前日の秋元康氏と出井さんのSessionのキーワードであった「予定調和を崩す」
 という事に関してコメントをさせて頂きました。

 お時間がありましたら御覧ください!

http://www.youtube.com/watch?v=9R99kQLXhxw&list=UUYc0LUPGvZzzRhghacFl1sQ&index=1&feature=plcp


その他、国内出張も行い 上期の最後の「追い込み」も行いました。

11月の活動

・下期の成長と来期の準備に向けて組織の切り直し

 下期の成長に向けてのフリービット本体の営業組織の再編を
 行いました。ネットワーク系2営業部、クラウド系2営業部の
 合計4営業部になりました。

 Cloud@SDを担当していた部署は、マルチレイヤ提案が行える
 部署と統合し、Coud@SD + Network + Cloud という総合提案が
 「部署内」で行える状態となりました。

 Cloud@SDは、顧客が比較的大きな企業が多いために、相手企業内での
 技術検証に多くの時間が想定以上に割かれていますが、粛々と進捗
 しています。

 また、CEOとしての僕の活動を支えてくれるCEO室組織とワークフローも
 数年ぶりに大きく変更しました。
 一日のスケジュールの枠が20を越える日もあり、物理的移動も多いために
 洗練した管理/ロジスティックスシステムが必要となります。

 それらに対応するために、仕組みと組織の再編を行いました。
 このことにより、20%程の「更なるリソースの捻出」に成功しました。
 この20%は、成長事業とプロダクト開発に割り当てていきます。

 また、出張を減らすためのテレビ会議システムの導入、
 フリービットらしい 効率的な会議室の構築等もあわせて
 行なっています。


・東南アジア(シンガポール、マレーシア)出張

 ここ数年は、中国一辺倒でしたが、次の中期に向けて、
 1週間ほどかけて、東南アジアの視察などを行いました。


2000年とは、マーライオンさんの向こうの景色が一変しました。ラスベガス資本が入ると、
一気に景色が変わります。マリーナベイサンズの向こうには、戦略的な水設備などが、
設置されています。

 シンガポールは、2000年以来でしたが、変化に驚きました。
 持っていいた通貨も古くなっていて逆に古銭として価値が
 上がっていました。

 シンガポールの経済規模は埼玉県くらいだと言われていますが、
 国家として一つの方針を持って、展開をすると多くの可能性が
 あるのだなと感じました。「そもそも国家とは」という思考を
 していくにはいい機会になりました。

 また、街は 韓国製品に満たされていました。
 2000年とのこの変化をまざまざと実感しました。

 国家戦略、選択と集中 本当に大切です。


・次の中期に向けた事業準備

 CEO室の中に、中期事業化準備室を設置し、先行して今期から
 事業の立ちあげを行なっています。

 また、技術部門には、ServersMan の「次の技術」の開発も
 進めていて、これらが次の中期で活躍してくれそうです。

 慎重かつ、大胆に準備を進めます。

また、小学校時代から憧れ続けたコンピューター業界の僕の中のヒーローに
実際お会いする機会を得て、とても大きなインスピレーションを頂きました。
この時期にお会いできたこともある意味、「運命」と考えています。

今年は、そのような「出会い」がとても多いことに感謝しています。
実は、もう一件、とても大きな御縁がありましたが、これはまた時期を見て
お話させていただきたいと思います。


2012.11.26 14:36 PM|TrackBack(0)|Today


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