偶然? 必然?
新卒内定者講習で自分自身で講義をする事もあり、
今週末は久しぶりに、コンピューターサイエンスの歴史を勉強
しなおしてみた。時には数学の本を片手に頭を整理して
いったがとても楽しかった。この分野はやはり好きだ!
「数学頭」になった後に、かなり前に予約購入していたDVDが届く。
それも「博士が愛した数式」。
いやぁ、とてもいい映画だった。僕の中ではベスト10に
入る素晴らしい作品だったと思う。
この作品は、有名な「オイラーの等式」に代表される
神が創ったとしか思えない数学の究極の美しさが作品全体の背景として
話しが進行していく。
放浪の数学者エルディッシュが語っていたように
「究極の公式は THE BOOK(神が持つ本)に初めから書いてある。
数学者はそれを除き見ているだけだ」
という事を実感する機会は多い。
全く関係ないと思われるπ(円周率)、i(虚数)、e(ネピア数)、それらの
数式に1を加える事で0との等式が成り立つ「オイラーの等式」。
ダヴィンチコードでも取り上げられた、1.68という「黄金率」。
等など、これらを「偶然」と見るか、「必然」と見るか。
ここは人類でも究極の議論なのだと思う。
その後見た、米国のドラマシリーズの「LOST」でも、
劇中発生する不思議な事象を「偶然」「必然」それぞれの立場で主張する
キャラクターが見事に配置されていた。。。
週末はコンピューターサイエンスの勉強から、数学に行き、その後気分転換に
見た映画が「博士が愛した数式」で、その後が「LOST」。
これは、単なる「偶然」なのか「必然」なのか??
この大いなる問いに対して考えるきっかけを持った大変有意義な週末となった。
# ちなみに、「人生 宇宙 すべての答え」は「42」という事である。
# 疑問に思われる方はgoogleで 🙂