2023年を振り返って
中期経営計画 SiLK VISION 2024の最終年度の2023年(SV2024は2024年4月末日まで)は、
トランスフォーメーションタームを含めて今まで3年間の体質改善と、
新規投資、そして着実な既存事業の改善を行ってきた結果が出始めた年となりました。
第2四半期での決算発表で発表させていただいた通り、
freebitはSV2024最終年度において過去最高売上と最高利益を達成する見込みとなってきました。
また、次の中期SiLK VISION 2027のテーマを「web3/5Gの社会実装」と設定し、
グループ一丸となって今までに生み出してきたシード群の「社会実装」を行うことで、
次の成長を実現していきたいと考えています。
また、各ステークホルダーの皆様への貢献も、
グループとしてさらに高めていくことも発表いたしました。
現在、企業とステークホルダーの関係は変化しつつあり、ステークホルダーの中でも、
株主への貢献を重視してきた「株主資本主義」から、
本当の意味のサスティナビリティを重視した「ステークホルダー資本主義」へのシフトが求められてきております。
昨今のダボス会議などにおいても、この議論は手段として取り入れられるようになってきています。
freebitグループとしても、株主の皆様への貢献を高めることは当然のこととして、
さらに、従業員、顧客、取引先などのステークホルダーの皆様に対しても、
しっかりとバランスを考慮した貢献を高めていきたいと強く考えております。
それらを、freebitの独自のweb3技術によって、まずは、株主、顧客(TONE Labo)、
従業員(freebit)の皆様に貢献する実証実験 One Visionをスタートいたします。
web3によるステークホルダーコミュニティ実証実験「One Vision」スタート
すでにTONE Laboユーザーの皆様には昨年7月から提供を開始しており、
報道の通りモバイル端末で動作するL1 blockchainとしてはノード数において
世界第一位を獲得している（L1 blockchain全体でも世界4位)TONE Chainに、
株主の皆様もご招待させていただき、TONE Coinを配布してまいります。
同時に、従業員もTONE Chainに参加し、
3つのステークホルダーコミュニティにおいてのDAOのようなものを作っていきます。
これらは世界初の試みとなりますので、
どのような結果になるかは見えませんが、今からワクワクしております。
このようなステークホルダー貢献を高めていく準備として、
今年は企業ガバナンスに関しても深く考え、行動した一年となりました。
新しく３名の社外取締役をお迎えさせていただき、
指名報酬委員会議長、独立委員会の委員長もそれぞれ、
社外取締役の米谷氏、竹田氏に努めていただく体制となりました。
また、元インテル日本法人の執行役員常務 技術本部本部長の土岐さんにも、
freebitとしては初の技術領域管掌の社外取締役として参加いただくことになりました。
半導体ロードマップに基づく、未来情報の予測など早速多くのことを勉強させていただき、
次の中期立案に役立てさせていただいております。
株主総会終了後に、新社外取締役と撮影
SiLK VISION 2024のラストスパートと並行して、
次期中期経営計画SiLK VISION 2027の準備に全力を注いでいきます。
様々なシードもPoCという形で、このあとどんどん発表されていく予定です。
TONEも新しい挑戦の発表に向けてスタッフ一丸となって準備を進めています。
来年に向けて本当にワクワクしています！
本年も本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします！