2021年を振り返って
今年は、昨年の「2020年を振り返って」を着実に実行した1年となりました。
7月末には、2013年以来、8年ぶりの大きな中期経営計画SiLK VISION 2024を発表しました。
2017年から約4年間をかけて、その内容の実現の準備とともに取り組んできた内容だ。
インターネットは、パンデミックの時代においてさらに大きく存在感を増す一方、
フィルターバブルともいわれる、あらゆるものを広告価値に換算するAIの仕組みに
よって、大きくその理念とは離れた「分断を生むきっかけ」を作ってしまっていることも否めない。
分散型、自律型、社会貢献という本来のインターネットの理念を、
今こそ取り戻す必要があると考えている。CO2を中心とする地球環境ばかり
「勝負の10年」として取り上げられていますが、それらを支えていく
インフラであるインターネットこそ、5G時代を迎えるここからの10年が
「勝負の10年」であると思っています。
僕は、2017年~2018年にかけて、その解の一つは、
インターネットインフラとブロックチェーンのシームレスな融合
であるという考えにいきつきそれを「Trusted Internet」と表現しました。
インターネット屋としてこの融合インフラをここ10年で実現することによって、
インターネットの安定運用、個人情報に対しての取り組み、
さらには、自律分散型組織(DAO)への貢献をしていきたいと心から覚悟しています。
来年、50歳を迎える今、このような覚悟をもって過ごしていきたいと思います。
15にして学を志す
SONY創業者盛田昭夫氏のMade in Japanに出会い
人生の学びの方向性を得た。そのまままっすぐに20代を過ごす。
30にして立つ(3G時代)
35歳で上場。「工器」という考え方を学ぶ。
40にして迷わず(4G時代)
42歳でfreebit moibleに取り組み、43歳でCCC増田社長から学ぶ機会を得る。
44歳でブロックチェーンの可能性を知る。49歳で今後10年をかけていく
SiLK VISION 2024を発表し、12月22日 トーンモバイル for docomo もスタート。
50にして天命を知る(5G時代)
インターネットインフラと、ブロックチェーンの融合による、
様々な、自律型プラットフォームの創出 を後に天命だったと
実感できるような5G時代「Trusted Internet」の実現に
10年間を着実に過ごしていきたいと思います。
12/22 トーンモバイル for docomo 発表会の様子