プロフィール

プロフィール

1972年6月18日、佐賀県伊万里市生まれ、福岡県育ち。

高校時代、憧れていたソニーの創業者盛田昭夫氏に製品に対する意見やソニーへの想いを書いて手紙で送ったところ、盛田氏から直接のメッセージが届く。
その内容は、「通信」をやりなさい、そして「起業」しなさい-
その言葉を胸に、慶應義塾大学SFCに入学し、「日本のインターネットの父」と呼ばれる村井教授の元で、黎明期のインターネットに触れる。在学中に三菱電機系ISP、株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)の設立に最年少部長として参画。
2000年、フリービット株式会社を設立、2007年に東証マザーズに上場。(2016年に東証一部に鞍替え) 2013年、グループ総力を結集し、「freebit mobile」を立ち上げ、スマートフォンキャリア事業へ参入。2015年、トーンモバイル株式会社設立。

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発明してきたすべてのプロダクトやサービスの根幹にある「インターネットを広げ、社会に貢献する」という理念の裏には、インターネットを広げることで、“社会のボトルネックを解消したい”という想いがある。最初のきっかけは、病で十分に働けなくなった父親を見て、インターネットが気軽に使えれば、自宅にいても働き続けることができる、とインターネットの革命性を実感したこと。まだインターネットがようやく一般家庭に浸透してきた時代から、「ムーアの法則」により、コンピューターの速度が格段に上がり、やがて一人一人がコンピューターを持つ時代が来ることを予測し、実現に向けて具体的に動き始める。

やがて、全国的なネットワーク拡大の仕組み作りや、顧客満足度No.1のプロバイダサービス、企業が気軽に、あらゆるインターネットサービスを提供できるISPのインフラアーキテクチャなどを生み出し、インターネットインフラによるサービスのデジタルトランスフォーメーションを実現。ハードウェアとソフトウェア、ネットワークを組み合わせて今までになかった新しいプロダクトを創出していく。

2002年には、経団連のベンチャー支援プロジェクトで、当時のソニー会長出井氏と出逢い、ソニーの次世代プロダクトの共同開発のパートナーに抜擢され、ハードディスクレコーダー<コクーン>シリーズの共同開発を行う。また、出井氏のCOMDEXの基調講演での「携帯電話はやがてスマートフォンと単機能のものに二極化される」という予言を聞いて以来、“モバイルサービス”の構想を着々と積み重ねる。

2013年に満を持して事業参入し、スマートフォンを、ユーザー個人の行動、身体情報、嗜好や知識を集積できる小さなコンピューターと捉え、誰もが気軽に身近に持てるようにと、スマホは高い、難しい、という常識を覆す低価格かつシンプルで使いやすいスマートフォンサービスを開発。このMVNOによるモバイル事業は、のちに3大キャリアの牙城を崩し、モバイル市場のシェア15%近くを占める「格安スマホ」と呼ばれる新しい市場となる。また、まだスマホを持っていない人が安心してスマホを持ちインターネットに触れる環境が広げられるよう、ハードウェアからソフトウェア、ネットワークを組み合わせる技術を活用し、「世界一安心・安全なスマートフォンサービス」の開発に臨む。

2015年、モバイルの活用を模索していたCCCとタッグを組むことに。店舗やカードデータなどのカルチュア・インフラとフリービットの持つインターネット・インフラを組み合わせた新たしい形のスマートフォンライフを提供。ネットとリアルの融合を実現することによって、人々のライフスタイルの進化、そして“社会のボトルネックの解消”に挑む。
その後も、スマートフォンをプラットフォームにし、ビッグデータやAI、ブロックチェーンと連動した、ユーザーへの徹底した「安心・安全」を提供するサービス、さらには、電子部品・音響機器・カーナビゲーションなどのアルプスアルパインともタッグを組み、100年に一度の大変革時代と言われる車産業における次世代サービスの開発などを手掛けていく。

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