プロフィール

プロフィール

石田宏樹(いしだあつき)
フリービット株式会社代表取締役会長

1972年6月18日、佐賀県伊万里市に生まれる。
伊万里焼の産地で生まれたためか、その後もとても陶器をはじめとした
「きれいにデザインされたモノ」が大好き。

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初代マシン、FM-7とともに。

小学校時代は、野球&コンピューター少年として成長する。

コンピューターとの出会いは、小学校4年生の時に見た「War Game」という映画。
コンピューターの「空間性」に魅かれて苦労して8bitコンピューター、FM-7を購入。
8bitコンピューターなので、ほぼすべての内容を理解する。
この時代に、コンピューターの基本を学べた事が現在につながる。

中学校時代は、野球と生徒活動一本やり。
P&Cというグループを作って、コンピューターソフトウエアの開発&販売を
行おうとしたが、何故かPTAから「子供が商売している」と止められて、
しばらくコンピューターから遠ざかる。このまま続けていたら、、、

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高校時代の友人たち。

中学で野球と生徒会活動をやりすぎて、浪人。

希望の高校に入れなかったので、妥協せず一年間の中学浪人生活を送る。
ここで、盛田昭夫氏の「Made in Japan」という本に出会う。
燃えてくる。

高校時代は、全寮制の男子高校。
毎晩天下国家を論じる。なかなか現在無いベンチャースピリットに満ちた環境だった。
ここでの出会いが、今のフリービットを支える。

盛田昭夫氏に手紙を書いて、お返事をいただく。その中には、

・(ソニーに来るのではなく)組織を自ら作ること
・AVではなく通信をやること

という二つの言葉があった。

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SFCの初代総合政策学部長、加藤寛先生。

衝撃を受け、大学選択を、慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に変更。

AO入試でSFC合格。

すぐに、仲間たちとKnowell Project を結成。こちらも人生の貴重な出会い。
「インターネットを広げて社会に貢献する」活動を始める。

なかなか企業が相手にしてくれないので、Knowell Projectを法人化する。

有限会社リセットを設立。資本金200万円が集められずに苦労するが、現在のパートナー田中さんのがんばりで設立にこぎつける。

当時はまだ、インターネット黎明期。
日本全国の草の根BBSを行脚しそのコンテンツを、投稿雑誌として発行する。
今で言う「ブログ本」の走りかな?

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現在もよきパートナーの田中さんと。

雑誌→ネットワーク
ネットワーク→雑誌

という仕組みを作ろうとする。

資本金200万円の会社だが、がんばって毎日新聞社より創刊準備号の
発行が決まる。雑誌名「ReSET」を創刊。死ぬ気でがんばりました。。。

石田@DTI

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DTIサービスイン前、
サーバの最初のセットアップをした
三菱電機アメリカのMELAにて。

この活動が認められて、様々な企業から提携のご依頼をいただく。

迷った末に、「インターネットを広げ社会に貢献する」という人生の目標を実現するために最適のチャレンジと思われた、三菱電機さんとのプロバイダ立ち上げプロジェクトに参加する。

理由は「当時本当にいいプロバイダ」が無かったから。
正確に言うと、学生でも使える本当にいいプロバイダ が無かったから。
インターネットが広がらない理由を述べるのではなく、広がらない理由のひとつである利用料の高さを改善できるチャンスがあるのであれば、自らやってみようとトライする。

このプロバイダがDTI(Dream Train Internet)となる。

4年半、本当に寝食を忘れて当プロジェクトに没頭する。
3年目に顧客満足度No1獲得、4年半でNasdaq Japan上場を果たす。

このプロジェクトからは本当に勉強させていただきました。
三菱電機が持つ企業文化、人に対する考え方などなど、今思えば本当にたくさんの貴重な財産を得ることができた。

2000年さらにインターネットを広げて社会に貢献するために、
自らリスクを背負ってフリービット起業を決意。

・無料ISPを実現するダイヤルアップインフラサービス
・ISP’s ISPの全インフラサービス
・Feel6による仮想大規模IPv6サービス
・家電のインターネット化
・IPv6を利用した、IP Centrexシステム
・Emotion Link による「Overlay Internet」サービス

などを手がける。

現在の興味事項は「インターネットのブラウザのジレンマからの開放」
ブラウザに縛られないもっとダイナミックなインターネットの可能性を
日々追求中。