MyVPN USBノード ThinClientソリューションに貢献!

MyVPN USBノード ThinClientソリューションに貢献!

弊社の戦略的商品である、MyVPN USBノードクオリカ様のASP型Thin Clientサービス
「QuaBiz」にラインナップされることが決定いたしました。

当ソリューションの最初の採用案件として、日本ヒューレット・パッカード株式会社様の、
RCS(Remote Client Solution)検証センターへの導入が決定いたしました。

20070705-HP.jpg
ご採用いただいた日本HPの前で!

[プレスリリース]
http://www.freebit.com/press/pr2007/20070704.html

[日経産業新聞記事]
http://it.nikkei.co.jp/security/news/index.aspx?n=NN001Y715%2004072007

Thin Clientとは、米国オラクル社が1996年に提唱した「NC(Network Computer)」の概念が、
Thin Clientという言葉を使われた発端とされており、クライアント端末には最小の機器、
ソフトウエア構成のみを持たせ、多くの処理をサーバー側で行うソリューションを指します。
メリットとしては、

・オフィスなどでの膨大な端末数の個別管理がいらない
・データはすべてデータセンターなどに保存されるので、セキュリティ的にも信頼感が高い
・端末機器のハード、ソフト的なアップデートが要らない。
(センターシステムのみをアップデートしたら、端末の機能も上がる)
・どの端末を使っても自分の環境を呼び出すことができる

等のメリットがあり、安倍内閣が力を入れているテレワーカー対策においても
注目されているソリューションです。

また、僕自身はThin Clientとのつながりは強く、オラクル社がNC構想を発表し、
日本オラクルにて日本国内向け展開の準備を始められたときに、依頼を受けて
日本版環境の開発に参加をしました。特に、NCを家庭用のテレビに接続して、
家庭のテレビをThin ClientにするNCTV(Navio BOX)のプロジェクトにおいては、
日本語化のほぼすべてを米国とやり取りをしながら、我々のチームで行いました。

Thin Client型センターアーキテクチャーと、Emotion Linkが目指す
超分散型アーキテクチャー、それぞれの利点と美しさがあります。
一件相反する概念においても、Emotion Linkが活躍することができる
技術的汎用性を示す事ができた大変大きな事例であると思っています。

# 今回は、Thin Clinet型センターアーキテクチャーをセキュアに実現する
# VPN用途としてEmotion Linkをご活用いただいております。

20070705-blade.jpg
クオリカQuaBizシリーズのThin Clientのセンターシステム。壮観!

一言で言うと、

「Emotion Linkによる分散型ネットワークアーキテクチャを駆使した、
Thin Client型センター集中型ユーザビリティの実現」

となると思います。大変興味深いです。

20070622-shipping_R.jpg

MyVPN USBノードも現在様々な商談が進んでおり、先日少しお話しましたが、
すでに出荷も始まっています。継続課金型サービスですので、瞬間の売上げは
大きくないですが、毎月毎月の大切な「積み重ね」を着実に作って行き、
SiLK VISION 2010を達成していきたいと思っています。

当事業は、SiLK VISION 2010に記載した、

スペシャリストモデル(B to C via B) > ユビキタス化事業 > VPN成長領域

に位置しています。