唐津市進出協定調印
日曜日の午後一番で東京を出発して、一泊二日で佐賀県唐津市へ出張。
唐津市坂井市長と進出協定に調印。気が引き締まる。
本日、唐津市役所において、「進出協定」の調印式を行った。
フリービットでは、ユビキタス化時代到来に向けて、必ず必要となる
高度な監視・運用人材育成に力を注いでおり、それらの第一弾として
中国無錫市にSiLK NOCを開設した。
今回の唐津市との提携はそのノウハウを生かした第二弾の提携となる。
無錫のSiLK NOCは、主にフリービットのコアコンポーネントAPIを
運用しているiDCの監視・運用業務が主な仕事となっているが、
B2Cのサービスは言語の問題から行うことはできていない。
# 極めて優秀な日本語人材はそろっているが、日本のB2C向けサービス
# での応対では「完璧な日本語発音」が基本水準となっているために、
# そのクオリティに達することは相当な困難を要してしまう。
今回の唐津市との提携は、今後必要となる膨大な数のB2B/B2C向けの機器や
サービスの監視運用ビジネスへの布石となるものである。
優秀な監視・運用人材は、3交代勤務が必要ということもあり、供給数が
極めて少なくなってきている現状がある。安全・安心のサービスを継続して
運用していくためにはこの分野の人材開発自体を長期的に行っていくことが
我々の使命であると考えている。
まず第一段階では、唐津市、唐津コンピューター専門学校と連携して、
監視、運用業務を行う実力を備えた人材を、1年間のコースで輩出して
行くことを目指している。
人材の育成の目処が立ったら、唐津市に新しいNOCを設立して、
東京、無錫、唐津、そしてデータセンターがEmotionLink/IPビジネスホン/
SiLK One(統合監視&マネージメントシステム)で一つのインフラを共有つつ、
それぞれのの利点を生かした仕組みを構築していく予定である。
このことにより、データセンターの高度なサーバーから、EmotionLinkで接続された
膨大な数のノードまでを監視運用できる仕組みが出来上がり、
我々が目指すSiLKのようなきめ細やかなネットワークサービスが
実現できる。
唐津市を選択した大きな理由は、中国とのコネクションにある。
唐津とは読んで字の如く昔は、唐(中国)への港であり、
地の利としてもいい。上海空港から福岡空港までは2時間弱という近さだ。
無錫SiLK NOCとの物理的な交流も活発になると思われる。
また、唐津の市をあげてのバックアップ体制には本当に心から感謝を
している。若い坂井市長の陣頭指揮の下、本当に迅速に様々な
決定、協力をしていただけた。
新しい産業の発展は、継続的な人材開発にかかっている。
一見時間はかかるようだが「急がばまわれ」。いい人材は、
一朝一夕に生まれてくるわけではない。不器用かもしれないが、
これがフリービットの取り組み方法だと思う。先を見据えて、
今を実直に積み上げていきたいと思う。
唐津市は、僕の生まれた伊万里市の隣町。
縁とは本当に面白いものだなぁ、、と実感。
今回は、まだ「進出」の調印であるが、教育が終わって実際の
業務が始まった時に、フリービットとしては正式なIRを行い
皆様にご案内させていただく予定としている。
進出協定が終わったら、東京にとんぼ返り。
16時過ぎに東京到着。オフィスで3件くらいミーティング。
さすがに疲れた、、、
早速いくつかの媒体で紹介していただいるようだ!
[サガテレビ](動画)
http://www.sagatv.co.jp/news/text/news2005.php3#NS050200705142107492
[佐賀新聞]
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=454440&newsMode=article
[NHK佐賀放送]
http://www.nhk.or.jp/saga/lnews/02.html