クオンタムリープ主催「鯉のぼりの会」に参加

クオンタムリープ主催「鯉のぼりの会」に参加

今日は、午前中はデスクワークをしてから、午後一番で出井さんの
クオンタムリープ社主催の第二回「鯉のぼりの会」に参加して、
ベンチャーの方々を相手に講演をさせていただいた。

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出井さんのオープニングスピーチで会がスタート

このような講演をお引き受けすることは滅多に無いので、自然に気合も入る。

「鯉のぼりの会」は、クオンタムリープ社の設立目的のひとつである、

「若手経営者と熟練したCEOとのコラボレーションによる新価値創造」

の一環として、開催されている会である。

僕の講演は以下のようなお話をさせたいただいた

1.自己紹介

2.出井さんとの出会い(出井塾で学んだこと)

・VISIONの構築とその方法
・VISIONの理論化と理論化による組織への浸透
・経営リソースの確保
・具体的施策の「運用」方法

3.そもそもITとは?

・インターネット=ブラウザーではない。
”ブラウザのジレンマ”からインターネットを開放するのが
自分とフリービットの使命
・インターネットは、BB化、Ubiq化、Semantic化と進化する
・Semantic化時代における「情報の意味」と想定されるアプリケーション例
・そもそもITビジネスの根幹とは、最小単位がatomからbitに変わること。
・bitの価値は、コピー単価(再生産性)とロジスティックス単価(輸送)が
限りなく0に近づくことである。
・IT企業の定義

4.上場に関して

上場審査の最終工程である、社長面談で東証の役員の方から
いただいた言葉をご紹介

メンバーの方々も大変優秀な方がおられて、Q&Aのセッションもとても
知的興奮の得られる時間となった。

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活発なQ&Aセッション

・ロボット技術によるユーザーインターフェースの可能性は?
・BB時代における映像製作の主役は?
・システム開発における、「連続」と「非連続」プロダクト
・「イノベーションのジレンマ」の実例
・日本のIT時代における人材育成の考え方とは
・ASPとSAASの今後の展開に関して

などなど。それぞれの内容でブログが書けるような大変面白い
質問だった。回答を含めて順次ご紹介していければと思っている。

また、フリービット自体のビジネスのコラボレーションも生まれそう
であった。本当にいい会だった。