第4回新株予約権の権利行使可能通知に関するお知らせ

第4回新株予約権の権利行使可能通知に関するお知らせ

フリービットでは、2007年12月28日に発行いたしました、第4回新株予約権に
つきまして、割当先である大和証券エスエムビーシー株式会社との間で締結いた
しましたファシリティ契約に基づき、同社に対して下記のとおり本新株予約権の
行使を許可いたしましたので、お知らせいたします。

この第4回の新株予約権に関しましては、2007年12月10日に発表しました、
前中期経営計画SiLK VISION 2010 ver2.0とあわせて、第三者割当による
新株予約権の発行について発表をさせていただいたうえで、2007年12月28日に
大和証券エスエムビーシーに対して発行したものです。

[経緯]
2007/12/10 ファシリティ契約に基づく第4回新株予約権発行のお知らせ
2007/12/28 大和証券エスエムビーシーを割当先とした新株予約権発行
2009/ 6/ 19大和証券エスエムビーシーに対しての新株予約権行使許可

*ファシリティ契約に基づいて、新株予約権の権利行使許可はフリービットにおいて
行うことができることとなっておりました。

2007年12月10日発表時のブログのエントリーでは、その目的を以下のようにご説明させていただいておりました。

本年3月の上場による新株発行(約5億円)と、コーポレートローン(48億円)に よって、SiLK VISION 2010 ver.1の達成は見えてきました。 次の、SiLK VISION 2010 ver.2の実現に向けて、新規に資金調達を行います。資金調達目的は、SiLK VISION ver.2を達成するための財務基盤強化、
資金確保です。

今回調達する資金はDTI買収費用の返済ではなく、更なる成長のための
資金として利用いたします。今回の資金調達のスキームは、資金の需要状況、
株式市場環境、当社の株価水準等を総合的に勘案しながら資金調達が可能であり、
権利行使の程度やタイミングも当社がおおよそコントロールできるという特徴が
あります。
新株予約権行使の結果発行される発行株式数の上限は4,500株と確定しており、
希薄化比率は最大で10%程度(2007年12月7日現在)となりますので、想定以上
の希薄化が発生することはありません。

[2007/12/10 決算発表会、SiLK VISION 2010 ver2.0発表動画]
http://www.freebit.com/ir/movie/2007-12-10_FLV/index.html
[第4回新株予約権発行に関する補足説明資料]
http://www.freebit.com/ir/pdf/2007-12-10_03.pdf

[今回の新株予約権行使指示の背景と資金使途]

前中期経営計画SiLK VISION 2010 ver2.0(2010/4期において売上130億円
利益15億円)の実現に向けた資金調達としておりましたが、ハイブリッド戦略
の予想以上の成功により、新たなエクイティによる資金調達無しに、事業に
より生み出されたキャッシュフローと銀行借入による調達のみによって、
前中期経営計画SiLK VISION 2010 ver2.0は、2年目において更なる上方修正を行い、
SiLK VISION 2012へと形を変えました。

SiLK VISION 2012(SiLK VISON 2010 ver2.0拡張版)では、IPv6と仮想化による
クラウドプラットフォーム提供で世界No1
を目指すことを目標としており、
新規クラウドサービスの開発、中国での事業展開、ユビキタス家電の開発など
非連続な成長にチャレンジしていくために自己資金を拡充する必要性が高まって
来ており、今回調達する資金はSiLK VISION 2012の実現に向けた事業拡大のための
設備投資や運転資金として使っていく予定です。

[具体的内容のご説明]

・450個の新株予約権の行使を可能としましたので最大4,500株
(現在の発行済み株式の約9%)の株式が発行され、この場合弊社は
26億円程度の資金を得られる予定です。

・これから最長で2ヶ月の間に、主に機関投資家等に販売される予定です。

・予定通り増資されると、当社グループの自己資本は44億円から
70億円に拡大し自己資本比率は31%から49%へ高まることから、
事業拡大に向けた投資余力は格段に高まることが想定されます。

*行使価額については、ファシリティ契約を締結した約1年半前の
株価相当額463,100円から、今回の行使可能通知を期に、直近の
株価が反映されるものに修正されます。ここ最近の状況であれば1株当たり60万円台での
行使となりますが、今後も行使時の日々の証券取引所での当社株価が反映されて
いきますので、株価動向によっては調達額が変化することになります。

以上、SiLK VISION 2010 ver2.0の上方修正版である、SiLK VISION 2012(2012/4期に
おいて売上300億円、経常利益45億円)を実現し、「インターネットをひろげ社会に貢献する」
という企業理念に一歩でも早く近づく為に、自己資本比率を高めた上で、全速力で努力
してまいりたいと思っております。