改善状況報告書の提出に関してのご報告
フリービットでは、昨年10月26日に株主の皆様に大変ご迷惑をおかけして
しまいました、株式分割の中止(1ヵ月後の分割実行)後に、
「改善報告書」の提出を11月8日に行いました。
その「改善報告書」に基づいて、東証より、6ヵ月後に正しい体制が
構築され運用されているかどうかのチェックを受けることとなっておりました。
2007/10/26 株式の分割及び定款の一部変更の中止に関するお知らせ
2007/11/08 改善報告書の提出
2008/05/21 改善状況報告書の提出(6ヵ月後)
本日、「改善状況報告書」を東証へ提出し、正式に受理されたことを
ご報告いたします。
[改善状況報告書リンク]
http://www.freebit.com/ir/ir2008/20080521.html
株式分割の中止にあたりまして、
・「事前チェック」に偏ったチェック体制であったこと
・株式事務に関するチェック体制が未整備であったこと
の二点が大きな問題として存在していたことを認識しており、
以下の対応をお約束しており、それぞれ行って参りました。
(進捗を確認していただきやすいように、当ブログでは
「改善報告書」の際にブログでご報告させていただいた項目で
ご説明いたします)
(1)株式事務等に係るチェック体制の再構築
株式事務経験者を本年3月までに2名採用し、合計3名体制で
運用できるリソース拡張と相互にチェックすることができる
体制構築を行いました。
(2)マニュアル・規程類の整備による株式事務の適正化
「株式事務運用マニュアル」
「適時開示チェックシート」
の運用を本年3月から開始いたしました。
これらは「情報管理委員会」により策定され、経営会議の
承認を受けて施行されています。
(3)外部アドバイザーの効果的な活用
「株式事務運用マニュアル」に明文化することで、その必要性及び
適用基準を明確にいたしました。適時開示を行う案件だけでなく、
適時開示を行う可能性がある案件に関してもアドバイスを得るような
運用といたしました。
(4)開示事項の事後チェックを行う体制作り
管理担当取締役を議長とし、外部広報を担当するCEO室、
総務人事部、財務経理部、子会社経営企画部門が参加する
「情報管理委員会」を設置(昨年11月の改善報告書提出直後
から運営、本年4月に「情報管理委員会規定」の稟議決裁を
経た上で正式な会議体として運営)し、部署を超えた事前、
事後のチェック体制を構築いたしました。
以上の内容と進捗が本日東証にて無事に受理されたことをご報告いたします。
フリービットは、今後もしっかりとしたガバナンスの体制を維持・構築して
参ります。