第一四半期財務・業績の概況および通期予測発表 その2

第一四半期財務・業績の概況および通期予測発表 その2

「その1」に続きまして、「その2」では、同時に発表致しました
株式分割に関しましてご説明させて頂きます。

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基準日 :2007年10月31日
分割割合:1株につき3株の割合で分割

という方針を発表させて頂きました。

昨今は、株式分割に関しましては様々な見方があるようですが、
フリービットが分割を決意した理由は以下となっております。

・東証の指導で、投資単位は5万円~50万円が望ましいという
方針が出ている。
(直近3ヶ月間の平均株価が100万円を超えている)

・中間期末で株主名簿を締めるタイミングである

・本質的には、流動性を高め幅広い株主の皆様に投資機会を
与えることが、長期的な株主利益につながる

そして「なぜ今なのか?」という事に関しては、「SiLK VISION 2010での
お約束を守るため
」ということに他なりません。

昨日の発表でご案内させて頂きましたとおり、DTI買収に成功し
SiLK VISON 2010の一年前倒しの実現が現実味を帯びて参りました。

SiLK VISION 2010 でお約束した内容は以下の二つでした。

1.2010年4月期決算で 売上100億、利益15億 を達成する
2.東証一部に昇格する

この方針は、その後のマーケットからの反応等から、市場からは
オーサライズをいただけたと判断しております。

1に関しては今回の発表の施策により前倒しの現実味を帯びてきました。
同時に、フリービットでは2の「東証一部昇格」関しても粛々と準備を
進めてきていました。

今回の株式分割は、株主の皆様にお約束した「東証一部昇格」基準を
満たすために必要不可欠な施策でした。

SiLK VISION 2010発表後の、2007年6月22日に東証から発表された
上場制度総合整備プログラム2007に基づく上場整備等について
に記載された昇格条件の一つとして、

流通株式が最低20,000単位以上であること

という一項が加えられました(改正前は「上場株式」)

現在のフリービットの発行済み株式数で14,000株強しかなく、
お約束した東証一部昇格を実現するためには、いつかの時点で
株式数を増やす必要がありました。

発表後僅か3ヶ月間で、SiLK VISION 2010 の1年前倒しの
可能性を高めることが出来たのも、上場以来支えて頂いた
株主の皆様のお力によることが多く、その株主の皆様の価値を
極力棄損しない方法で、この条件を満たすために、
「業績での前倒しの可能性の発表」と時を同じくして、
株式分割を発表させて頂きました。

東証一部昇格に関しては、現在鋭意準備中で、これらの上場基準
以外に来年度からはJ-SOX対応が義務づけられます。J-SOXは制度
自体が来年初めての施行となりますので、まだまだ制度自体に
運用の方法などで不透明な部分が多い為に、この部分で条件を
クリアできるかどうかは現時点ではまだ全く未定ですが、
準備は粛々として進めて参ります。