第38話　オフィス探し　〜その2〜

こんにちは，石田です。今週は，新しいサポートセンターのオフィス探しについてお話します。

オフィス探し　〜その2〜

人材募集でスタッフが増えると，当然必要になってくるのが「オフィスの拡張」である。「オフィスのレイアウト編」でご紹介したように，効率的な設計ができているため，昨年まではこのスペース内に社員とアルバイトが無理なくおさまっていた。
今回の人材募集分の収容は，既存スペースのレイアウト変更で対応できるが，次の募集に対してはキャパシティーを越えてしまうために，「増床」に踏み切ることとなった。

経営者として，このオフィススペースの確保には細心の注意を払う必要がある。無計画に借りてしまうと，固定費のアップにつながるし，余りに制限してしまうと，必要な成長を妨げるだけでなく，仕事環境を悪化させてしまう。
事業計画を再度バージョンアップして，今までに始まっている事業の成長性や，これから始まる新しいサービスの立ち上がり計画などを加味して，最終の決断を行った。

FreeBit.Comを立ち上げた当初は，来年の4月までに4社くらいのパートナーとサービスを立ち上げる予定であったが，昨年内にすでに4社，5ブランドのサービスの立ち上げを完了し，今年も4月までにまだまだ多くのサービスインを予定している。このサービスインを支えるために必要になってくるのが，サポートセンターの大幅な増員である。
そのため今回は，新しいサポートセンターを別オフィスに設立することとした。条件としては，

1.現在のオフィスに近いこと(近ければ近いほどいい)
2.家賃は，現在のオフィスと同程度
3.将来的な増設可能なスペースが確保できること
4.セキュリティが確保できていること

これで，数か月じっくりと待ったところ，条件にぴったりの物件を発見できた。3月には新サポートセンターの設営が始まる予定だ。IT株ブームが一息ついているためか，今回は株を要求されることもなく順調に事を運ぶことができた。「成長準備フェーズ」着々と進行している。

[余談]
前回に続きシリコンバレーの話だが，シリコンバレーでは引き続きオフィススペースの高騰が続いているそうである。絶対的なオフィススペースが不足しているために，スクエアーあたりの価格は数年前の倍以上に高騰し，家賃とともにワラントを提示するのが当然となっているとのこと。僕も以前大家さんから株を要求されたという話をすると，「日本にも先見性のある人がいるんだね」と言われてしまった…

1月13日（土）
今日は時差ぼけ調整日。気合で正午くらいに起きたがとても眠い。このまま寝てしまうと，時差ぼけになってしまうのでがんばって起きる。夕方から，スタッフの新居の下見に付き合って眠気を飛ばす。夜は，Rio500のファームウエアのバージョンアップなどをして時間をつぶす…

1月14日（日）
昼から広告のミーティング。ちょっと方向性を変えようと思っているために，担当者も大変。詳細のイメージ説明をする。その後，売上データの分析。目標点を超える。よしよし。でも，まだまだ 🙂
渋谷で高校時代の同級生と待ち合わせ。彼も今年独立して起業している。お互い，色々と経営者としての話をする。楽しい時間を過ごす。その後オフィスに戻って，再度広告のミーティング。

1月15日（月）
ばっちり時差ぼけ。仕方ないので早めに起きて，出張報告を執筆。結構長い。吉野家で昼食を食べて出社。たまっていた雑誌や本等にひたすら目を通す。夕方から，別のスタッフの新居の下見に行く。現在，フリービットは引越しラッシュ。

1月16日（火）
時差ぼけほぼ解消。ぐっすりと眠る。出張報告の執筆と，戦略のまとめ。出社後，米国で話題になっている「ジンジャー」なるものに対しての情報を集める。来年発表との事。一体何？？
その後，フォローアップミーティング。技術，クリエイティブ，営業すべてにわたって新着状況を確認。順調に進んでいるようで安心。

1月17日（水）
日記を執筆後，出社して新入社員と日記用の写真を撮る。技術の運用チームは総出で大手町データセンターへ行って作業。今週は大きな作業が控えている。
その後，某雑誌の取材。夕方，プロモーションプランに関しての計画を練る。基本的にプロモーションを行わなくてもいいのだが，この分野だけはしっかりと実行することを決意。