第152話 Feel6 LifeStyle取材を終えて

第152話 Feel6 LifeStyle取材を終えて

Feel6 LifeStyleの取材風景 オピニオンリーダーの方々と対談をする石田氏
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Feel6 Technologyをベースとした,大規模IPv6実証実験「Feel6 Farm」も9月末でいよいよフィナーレを迎える。この実験は,IPv6という技術を「目的」から「手段」へ具体的に進化させ

「IPv6の技術が様々な人のライフスタイルにどのような影響を与えるか」

ということにまで到達することを大きな目標としていた。

ライフスタイルに関しては,

1.BitBasket6でRemote Accessなどを実現するPCベースの実験

2.SONY,Sony Ericsson の協力を得て行った,CoCoonによるCE(コンシューマーエレクト ロニクス)機器ベースの実験

という2段組みのプロジェクトを推進した。

前者は,全Feel6 Farm入会者を対象として「PCライフスタイルの変化」に焦点を当てた。かなり多くの皆様にご愛用いただいており,Interop出展の折などには,直接力強いお言葉を数多くいただくことが出来た。

後者は,一般募集の方々とともに,特徴的なライフスタイルを持つ方々に予めご協力を依頼して,実際にご利用していただいた上で,IPv6がもたらす将来を予見していただき,それを「Feel6 Lifestyle」という形でまとめさせていただいた。

第1回 メディアライフスタイル    木村太郎 氏

第2回 テレビライフスタイル     辻野晃一郎氏

第3回 インターネットライフスタイル 村井純  氏

第4回 エモーションライフスタイル  出井伸之 氏

詳細は,http://start.feel6.jp/lifestyle/ を参照。

詳細の内容に関しては,後日別の機会にFeel6 Farmの総括ともにご紹介したいが今日は,これらの方々と実際に直接取材(対談)し,記事執筆を担当してみた感想をお話ししたい。なかなかこれほどの方々と1つのテーマで連続対談する機会は無いと思うので,その時の取材から感じたことを「表現する」という切り口でまとめてみた。

皆さんが「表現する」上で共通している点としては,

 ・明確なキーワードを持っている

取材や対談をする上で,自分の意思を明確に表現し,記憶に残るキーワードをお持ちである。以前出井氏がスピーチの中の20%くらいしか聴衆には記憶されていないとおっしゃっていたが,少しでも内容を印象付けるために,明確なキーワードをちりばめられていた。

例)出井氏「帯域間移動」,村井氏「自律的ノード」 等

 ・明確な例示を行う → 感性の相対化を行う

自分の感情や感じたことを単なる「単語」で表現するのではなく,その感情の深さや大きさを明確な例示で「相対化」される。

 ・言葉がオリジナルである

とにかく「どこかで聞いたような」意見や表現は全く無く,一言一句全てが「自分の言葉」であった。たとえば,他人の言葉を使うときは,明確に引用であることを前置きしてお話をされていた。

 ・媒体によって表現方法を変える

テレビのように自分の話している姿がそのまま伝わるメディアと,文字メディアとでは明確に表現方法を変えられるとの事。
確かに,テレビでの取材の様子と今回は大きく異なっていた。インタビューアが僕であったこともあるのだと思うが,とても情報量の多い濃い話をしてくださった。

ということを感じた。何よりも,インタビューアの僕だけでなく,僕の後ろにいる読者の方々に対して明確に言葉を伝えようとされている姿勢に強い感銘を受けた。媒体(メディア)である,僕を介してどのように言葉が伝わるかという事まで計算された表現をなさっていた。

また,IPv6のテクノロジーがそれぞれのライフスタイルにどのような影響を与えるかという点に関しては,「IPv6を使うことによって,人間がより人間らしい生活が出来るようになる事を実感した」という事を共通して発言されていた。実際にIPv6で動くCE機器と,ネットワークを手にして自分の生活にインストールしてみることで,皆さんが漠然と「予感」されていたことが,「実感」に変わったということが大きな成果であったようだ。

Feel6 Farmとしても,これらのオピニオンリーダーの方々にIPv6が描く未来を「実感」していただき,2003年時点の「スナップショット」として記録に残せた事で,大きな成果があったのではないかと思っている。ある面とても歴史的な連載になったのではないかと自負している。

Feel6 LifeStyle,ご一読ください。

http://start.feel6.jp/lifestyle/

ダイアリー

9月1日(月)
今日は朝から大忙しの1日。スタッフは二手に分かれて平行して作業を行う。朝一番で,出井会長宅で「i-ware」プロジェクトのデモと打ち合わせ。大変好評で一安心。そのままSONY本社に移動して,第2回戦。別件で出井会長から依頼されていた案件に関して,プレゼンテーション。こちらも非常に好評。更に別の案件の依頼を受ける。。。オフィスに戻って一休み。今日からCEO室に山崎君入社。僕の技術面をサポートしてもらう。そのままオフィスでいくつか打ち合わせ。夕方から,某技術案件の打ち合わせ。その後,ライセンス関連の打ち合わせ。更に,技術陣と出井会長から依頼のあった案件に関して検討。方向性がまとまる。夜は,近所の「倖多」にて夕食。疲れたときは,このお店が最高。シメは,いつもの「卵かけご飯」で。今日は麦飯だった。

9月2日(火)
10:00よりVoice Of FreeBit(朝礼)。前月の売り上げ,利益などの情報をしっかりとシェアする。黒字化した後は,今度は利益率をしっかりと指標としていく。そして,新取締役のC.H.Kwanさんを全スタッフにご紹介。その後,某新商材に関しての全体ミーティング。続いていくつかデスクワーク。13:00過ぎに取締役合宿に向けて出発。新取締役陣で幕張に泊り込みで2003年度下期,2004年度,2005年度までの計画をしっかりと話し合ってくる。16:00から22:00までぶっ続けでSWOT分析。

9月3日(水)
朝から昼食をはさんで,19:00までぶっ続けで取締役4人で議論。しっかりと方向性とそれぞれの役割が決まる。後は,マネージャーを加えてアクションアイテムにまで落としていく。しっかりと方向性が見え,4人でシェアすることが出来た。明確に,取締役陣は成長をしていることを感じる。渋谷に戻って,山崎君歓迎会に参加。

9月4日(木)
午前中はいくつかメモを作成。頭を整理する。14:00からSONYにて打ち合わせ。15:00から山口君と某新技術に関してのヒアリング。16:00から某社の方が来社,某新技術のプレゼンテーション。技術内容をしっかりと理解していただけた。1回のプレゼンテーションで即座に理解されるのはさすがだと感じた。17:00より某新デザインプロジェクトの成果発表。まずまず。17:45某プレゼンテーションの内容に関する打ち合わせ。続いて,某技術案件のミーティング。夜は,エッジ社長の堀江君と久しぶりにお食事。色々と楽しい話が出来た。

9月5日(金)
今日は休暇をとる。午前中は,CoCoonで溜めていた番組をチェック。いくつかヒントを得る。その後湘南新宿ラインで念願の逗子へ!車内では,いくつか思考をまとめる。逗子到着後そのまま大家さんのおうちへ。お昼ごはんを作っていただく。帰ってきたことを実感!1ヵ月ぶり。夏がいつの間にやら終わってしまった。逗子1年目は夏を経験できず。。。来年に期待をかける。その後は部屋でのんびり。夜も大家さん宅でお食事。取立ての秋刀魚(炭火焼),アジのたたき,マツタケご飯など秋を感じるメニューをそろえてくださった。大感謝。食後は,ウクレレのセッション。逗子を心から堪能する。

9月6日(土)
起床後,大家さんが準備してくださった昼食を食べる。その後は,気持ちよい風の中で技術案件のお勉強。その後は,経営指標などのお勉強。夜は,「マイキッチン」でお食事。大家さん夫妻(最近「実家」と言っている。。),BeachFMの竹下由起さん,森定のあっこさんたちと楽しいお食事。その後部屋に戻って映画を見る。夜,深刻な報告が入る。数時間じっくりと考えて,最終的に大きな判断を下す。

9月7日(日)
朝,木村太郎さんからの電話で起床。コミュニティだねぇ。その後,ひたすらお勉強。昼過ぎに湘南新宿ラインで渋谷へ。明日は早くにミーティングがあるので,日曜日戻り。がっかり。空気が違うのか,渋谷に帰ってきた途端身体が重くなる。。

9月8日(月)
10:00会社集合で三鷹の横河電機へ。某案件で打ち合わせ。好感触に一安心。このプロジェクトに関しては,本当にフリービットへの期待が大きい。がんばるぞ。オフィスに戻ってデスクワーク。某案件に関しての僕の決断を田中さんに伝える。夕方,こちらも別の新商材の技術ヒアリング。18:00から某新商材のロゴの選定。更に,新商材に関しての打ち合わせ。その後,採用面談1件。決断する。夜の食事は,ある決断を伝える会。これでいいと確信した。

9月9日(火)
午前中は,いくつかメモをまとめる。その後,スタッフの伊藤君と自宅で打ち合わせ。いくつかヒアリングを行う。今日から,秘書の中村さんが夏休みなので,古屋さんが代行して奮闘中。13:00からSONY Universityのヒアリング。「i-ware」について。16:00より某案件に関してのプレゼンテーション。方向性については合意していただく。ミーティング後,具体化に向けてのアクションアイテムをまとめてみる。その後,技術本部の進捗ヒアリング。その後,取締役でミーティング。18:30よりCEO室小幡君の面談。期待しているよ。夜は,某社の方々と食事会。楽しかった。

9月10日(水)
二日酔いをぎりぎりで免れる。。。10:00から某新商材の全体ミーティング。その後いくつかデスクワーク。14:00からSONY定例。某技術案件のデモ。その後,いくつかミーティング。夕方田中さんと新商材に関してのいくつか打ち合わせ。19:00過ぎより近所のフレンチ「シャポン・ファン」にて嶋村さんと引っ越し祝いを兼ねた夕食。ワインを持ち込む。会話も,お食事も最高だった。スタッフのNさんが僕の母親と同郷と知ってびっくり。こんなこともあるのだね。夜は,コアテク佐藤マネージャーといくつか技術案件でやり取りをする。無事テストも終了。またマイルストーンを1つ越えた。

9月11日(木)
起床後,某セットトップボックスによるブロードバンドを使った映像配信の環境をセットアップ。分かってはいたが,実際使って「実感」。これは使えるね。その後,車でSONYへ。定例2件。15:00から月次取締役会。17:00から取締役合宿の成果をアクションアイテムに落とし込む打ち合わせ。18:30に日興コーディアル証券の方来社。19:00より某技術案件の打ち合わせ。20:00より某技術案件の慰労会&決起集会。「じゃんか」で楽しい時間を過ごす。

9月12日(金)
朝は某社に向けて説明資料作成。12:00より取締役陣と昼食をしながらミーティング。殆ど食事が出来ずにミーティング。いいねぇ。中座して,BeachFM竹下由起さんとの某番組に関しての打ち合わせ。フリービット的には,新しいデザイン表現方法の挑戦だ。デザインチームには,このような「きっかけ」をフルに生かして,非連続なジャンプをして欲しい。14:00から会社案内に関してのミーティング。その後,某社の方々来社。ビジネスプランや可能性に関して誠心誠意ご説明。非常にいい反応をいただく。その後ミーティング数件。夜は,技術陣が某新技術の可能性に気づく。皆ワクワクして,様々な可能性を試している。技術陣のワクワクした顔を見ていて,この技術は画期的であると確信した。コードネームは「EL」。夕食は,高橋と「シャポン・ファン」にて。こちらも慰労会。

9月13日(土)
いくつか仕事がたまっていたので,今週は逗子へ帰れず。じっくり眠って,某プレゼンテーションのまとめを行う。昼過ぎから,気分転換でホームシアターで「catch me if you can」を見る。面白い映画だった。17:00過ぎから小池巨匠がやってきて会社案内の打ち合わせ。プロジェクトの意味からじっくりと説明する。夜は「倖多」にて食事。かまぼこの刺身が最高。「シャポン・ファン」にてデリをテイクアウトしてウッドデッキでお酒を堪能。