Click to Live リリース!
本日、フリービットの商品である「Click to Live」の試験サービス開始の
プレスリリースを行った。
Click to Live とは、一言で言うと「インストールがいらないWeb電話」
である。ブラウザーからワンクリックで直接、OfficeOneIPビジネスホン
環境に電話をすることが出来るのである。
今までブラウザーでのマーケティングは、文字、画像などの
静的な情報に頼ってきたが、このサービスによって、直接ブラウザー
から電話のコールセンターに接続を行うことが出来、音声による
双方向コミュニケーションを取ることが出来る。その音声は、
通常のIP電話と異なり、完全な暗号化のかかった経路で
センターまで運ばれる。
電話によるマーケティング&セールスと、Webによるマーケティング&
セールスを融合させるユーザビリティを持つサービスとなっている。
技術的には、Emotion Link Active NodeというEL-UA(Emotion Link
Ubiquitous Architecture)の新コンポーネントと、OfficeOne IPビジネスホンで
開発した、SIPシステムによって実現されている。
Emotion Link Active Nodeは、IPスタックとEmotion Linkを融合した
システムで、アプリケーション自体がEmotion LinkからIPを取得する
という今までにはない概念のインターネットのアーキテクチャーと
なっている。
PC(ネットワークインターフェース)ではなく、アプリケーション
自体がIPを取得し、自律ノードとしてインターネット上で活動を行うわけだ。
このアーキテクチャーに関しては、実は事前に恩師である慶応大学村井先生に
ご相談を申し上げた。その際に先生は「これも新しいアーキテクチャーとして、
大いにアリだ!」と心強いお言葉をいただいただけでなく、翌日の講演でも
こういう取り組みに関してお話していただいていた。
このClick to Liveは、ブラウザー上で動作するClick to Liveの
アプリケーション自体がIPアドレスを取得し、自律ノードとなる。
その、自律ノード自体にSIP-UAも組み込まれていて直接の
コミュニケーションを実現する。
ブラウザーのジレンマを超えて、フリービットなりのWeb2.0の回答を
どんどん実現していきたい。
このサービスは、今週開催のInteropでも展示予定となっています。
是非とも、会場へお越しの方は、ご覧ください。