書店の香りとクオリアと

書店の香りとクオリアと

日曜日に仕事の合間を見て、久々にゆっくりと書店に行く事が出来た。
最近本はもっぱら、アマゾン楽天ブックスでの購入になっていたが、
思い立って書店に足を運んでみた。
書店に入った途端に、本の持つ独特なインクの香りをとても懐かしく感じた。
そして、何故かとても頭が生き生きとして活動し始めてきた。

高校時代から、書店は本当に大好きな場所だった。
大学時代も必ず、週2回~3回は大学近くの湘南台の書店を訪れていた。
社会人になってからも、赤坂のDTI(当時)近くの書店や、青山ブックセンター、
当時住んでいた池尻大橋駅にある書店に毎日のように足を運んでいた。
それが、ここ数年読書量は増えているのに、書店に足を運ぶ事がなくなっていた。

久々に、書店でインクの香りに触れて、ITではまだまだ表現できない、
「質感」を再認識した。

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ソニーコンピューターサイエンスラボ、脳科学者の茂木さんと。
以前、某合宿でご一緒させていただきました。

また、同時に茂木健一郎氏が提唱される「クオリア」によると、
「知覚」というのは実物質ではなく、脳内で行われるという事。
そうすると、インプットは様々な方法が可能であると思われる。
当然、インターネットを経由したビットによるインプットでも、
質感を「知覚」させるのは可能であると言う事だ。

「質感を感じさせるビット」「手触りを感じさせるビット」
また、新たなチャレンジ領域が明確に見えてきた気がする。

PS.

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懐かしい気持ちのままコンビニに行くと、80年代のコカコーラと
スーパーヨーヨーの復刻版が出ていた。即購入してしまった。。。