EmotionLink搭載のPOS端末の登場!
本日、マイクロソフト社製 組込みOSであるWindows Embeddedシリーズに
対応したEmotionLinkの開発に関してのリリースを行いました。
[プレスリリース]
http://www.freebit.com/press/pr2007/20070425.html
Windows Embeddedシリーズは、POSや家電、携帯電話(SmartPhone)など
への採用が日本でも増えて来ているマイクロソフト社製の組込み型OSであり、
市場規模は2009年で国内で1100億円になるという統計もあります。
フリービットでは、ユビキタス化事業の中での中期的成長領域として
位置づけている「モノ・コントロール市場」への対応の一環としまして、
成長著しい組込みWindowsへの対応を完了いたしました。
同シリーズのOSは、日本ではPOS機器、PDA機器の他、カーナビゲーション、
WillcomのW-ZERO3、emobileのem・oneなど広い分野で採用されています。
組込み市場においては、コアコンポーネント化されているプロダクトでも
機器ごとにチューニングする為に多くの工数が必要となりますが、
Windows Embeddedではそれらが圧倒的に少なくすむことが特徴です。
また、世界的なシェアも高まってきています。
今回は、実サービスの第一弾として、富士ソフトディーアイエス様の
POS端末「Smart-POS」への搭載が決定いたしました。
通常、店舗などでPOSを利用する場合は、セキュリティやメンテナンス性の
為に本部との間に専用線や専用機器を使ったVPN(仮想インターネット網)を
構築する必要がありましたが、今回のソリューションでは、EmotionLinkに
よるOverlay InternetをVPN用途として利用することで、特別なVPN機器や専用線、
システムインテグレーションなしで、本部との間で安全・安心なVPNを
構築することができるようになりました。
店舗では普通のADSLやFTTHを引いて、家庭でPCをつなぐのと同じように、
POSをつないで、後は、EmotionLinkのIDとパスワードを入力するだけで、
わずか5分足らずでVPN接続が完了します。また月々の保守も不要になります。
(どうしても保守が必要な場合は、オプションで対応可能です)
数店舗からでも対応が可能になり、きわめてシンプルな
ネットワーク構成で目標を達成することが可能となります。
フリービットでは、「PCとブラウザに縛られた世界からインターネットを
開放する」事を目標としており、EmotionLinkを採用いただいたこのような
機器が実際に市場に登場することは喜びに耐えません。
windows embeddedシリーズへの対応は、先日の個人投資家向けIR説明会で
実は「さらっと今後の方向性として、、、」とお土産として告知させていただいた内容を
実現することができました。
大きなビジョン、それに向かっての懸命の努力、そして一歩一歩の実績を
積み上げて行きたいと思っています。