冬の中国!

冬の中国!

11月頭のグループを貫いた組織編成を終え、火曜日から中国に来ている。
本格的に冬の滞在は初めてなので、寒さを実感している。

# ユニクロのヒートテックは本当にすばらしい!!

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雪が残る北京の風景。

中国事業も「準備室」という三文字が組織名からもう少しで消え、
本格運用の段階に入ってきている。少し遅れてしまったが、
本当に力強く進捗していることを実感している。

中国事業においては、

政府・大手企業が集まる北京拠点
個人の消費が集まる上海(無錫)拠点

この二つをしっかりと押さえていくことが必要である。

FBの中国進出は、2002年に始まっている。
4年間かけていろいろな調査を行い、

2006年にSiLK NOCを無錫に設置。継続型課金サービスの固定費となる
24時間サービスの運用が現地と同じコストで出来る体制を作った。
SiLK NOCは、FB本体の監視・運用コストを劇的に下げることにも貢献した。

中国は通信事業が規制されているために、FBの得意とする分野は
膨大な市場があるにもかかわらず、進出が極めて困難だった。

時間をかけて一つ一つ勉強し、2008年3月末に上海事務所を開設
具体的な市場開拓に入った。その後BIIとの提携を行い、北京をベース
とした市場の「総本山」に足を踏み入れることに成功した。2009年の6月には北京に
新拠点を開設し、プレセールだけでなく、先行して仮想化ラボを設置し、現地R&D体制を整え、
仮想化製品の開発にあたってきた。

しかし、まだFBが中国での事業会社を設立できているわけではない。
手続き等で遅れが出てしまっていたが、悲願の事業会社設立に向けて、
本当にあともう少しという段階だ。

ビジネス案件は、北京、無錫とも驚くほどの「案件率」を誇っていて、
案件自体はかなりつみあがってきている。

中国事業の進捗がなかなか発表できずに投資家の皆様からは「早く教えて!」と
依頼をいただいているが、全貌をご紹介できる日が近づいてきている。
今までの漠然とした「予感」が「実感」に変わると信じている。

いよいよ、投資期間から回収期間へ。

イノベーティブな挑戦なので失敗することもあるかと思うが、
「早く動いて、早く失敗して、早く修正」していく。これを
繰り返していくことで必ず、他社よりも先に進めると信じている。

本当に、かなりハードスケジュールだが、不思議に疲れを感じない。
今が本当に勝負の時なのだと思う。