SiLK MAP 2009

SiLK MAP 2009

先週の木曜日から中国を訪問していて、昨晩戻りました。
週末のプライベートも絡めた訪問でしたが、ビジネス面でも、
いろんな進捗がありました。

とにかく今、中国はとても熱いです。

実感値では、景気が完全に回復しているように感じられます。
また、政府の方々のIT、特にクラウドとIPv6に対しての
熱の入れ方は凄い!

先日の中国企業家で書いたコラム

http://atsuki.net/archives/2009/07061206.html

を政府の方やビジネスマンの方も読まれていて、
3件くらい、この内容に関して大変ポジティブなコメントを
いただき、またこれからの方向性に対しての助言も求められた。

このコラムは、クラウドというものに関しての短い論文として執筆したものだったので、
反応をいただけた事は大変うれしいことだった。

提携会社のBIIは、仮想化技術を使った中国初の全国民向けのIPv6サービス
六飛を積極的に展開している。既に、いくつかの有力組織(政府、企業など)から
積極的な問合せをいただいているようだ。とにかくスピードが速い!

「チャイナスピード」についてく為には、フリービットのような、機動力のある
組織でなくては無理だと本当に実感した。フリービットでも、僕自らが
先頭に立って、方向性とリソース配分の旗振りをしていかないと、
ついていくことはできない。更に、本腰を入れて取り組む必要があると感じた。

「明確なニーズとボリュームがあり、商品が、まだそのニーズを満たせていない市場」

を僕たちの世代の日本人はあまり経験した事が無い。我々は、この市場に対して、
提供できる技術と経験を沢山持っている。中国では、本来想定していないような
マネタライズの兆しも見えてきている。

一年間のグループの行動線表である、SiLK MAP 2009に大きく手を入れた。
前年度は、ハイブリッド戦略にリソースを割り当てることによって、中期経営計画の
一年前倒しを実現した。前年度の後半からは、先を見据えた新規サービスに力を入れ、
ServersManのリリースやEXEMODEとの連携、そしてBIIとの正式締結を実現した。

今年のテーマは、人生はじめて設定した”飛躍”である。
当然、このテーマを設定したからには、「あらゆるリソース」を最適配分して、
粛々と歩を進めている。しかし、更なる大胆なリソース割り当てを、SiLK MAP上で
行っていきたいと思っている。

どのように「あらゆるリソース」を大胆に割り当てていくかに関しては、
また後日ご説明します!