ServersMan@iPhone 遂に米国リリース!

ServersMan@iPhone 遂に米国リリース!

5/14 米国東海岸時間 0時に ServersMan1.1bを米国、日本のApp Storeで
遂にリリースいたしました。

[米国版日本語訳]
http://www.freebit.com/en/press/pr2009/20090514_JP.html

[ServersMan サイト]
http://serversman.com/

20090514-ServersMan-14years.jpg

ITの本場である米国向けプロダクトをリリースすることは、我々チームの
結成以来の夢でした。DTI期間をあわせて、14年目にしてやっと、挑戦する
チャンスを得ることができました。

20090514-ServersMan-US.jpg

日本の10倍~25倍のスマートフォン市場、そして最も競争の厳しい市場に
挑んでいきます。

僕は、どんな場合でも緊張をするタイプではないのですが、恥ずかしながら、
前日の夜は全く眠れませんでした。何度も何度も、失敗した夢、成功した
夢が交互に現れて、気がつくと朝になっていました。。。

これが、米国市場への挑戦の重みであると、再認識しました。

20090516-itunes-us.jpg

その挑戦の速報ですが、5/16 13:00(東海岸時間 0:00)時点で、
米国App Storeの「productivity」カテゴリにおいていきなり、
27位にランクインしています! (昨日の同時間では76位でした)

TwitterやSlashdot等でも、話題になり始めています。

スマートフォンをサーバにするという発想自体に対して、
議論が起こってきているようです。我々の「Smart Infra構想」
議論のきっかけになっていることは喜ばしいことと感じています。

発表会の様子は動画を掲載していますので、お時間がある方は
是非ともご覧ください。デモをご覧いただく事でServersManが
目指す世界を実感いただけると思っています。

http://www.freebit.com/press/movie/2009-05-14_FLV/index.html

簡単にポイントを補足させていただきますと、

·ServersManは、SiLK VISION 2012 の「Smart Infra」構想を実現した
仮想化プロダクトです。

·「Smart Infra構想」では、フリービットは法人/個人向けの
クラウドプラットフォーム提供を目指しており、ServersManは、
仮想化/課金/セキュリティ/認証/リーチャビリティ/IPv6/
クラウドストレージ等の機能を持つ、個人向けクラウドプラット
フォームです。

·クラウドプラットフォームとしての、機能をレバレッジさせる
為に「ServersMan Apps」というServersManを機器依存しない
仮想アプリケーションプラットフォーム上で動作する、
アプリケーション開発環境を準備しました。

·iPhoneもver.1.xでは、外部開発者に公開されているのは、
webアプリケーション開発だけでした。その後、2.xになって
からnativeアプリケーションの開発が可能となりました。
ServersMan Appsでも同様のロードマップを考えています。

[ServersMan@iPhone]

·ServersMan は、既に ver.2.0が完成しており、App Storeに
申請済みです。6月以降にリリースされるiPhone3.0に対応した
ServersMan@iPhone 3.0は現在鋭意開発中です。

iPhone3.0に搭載されている先進的な機能を最大限活用
しています。

·ServersMan 3.0から課金のプラットフォームを構築して行きます。

ServersManは、Ubic Frontier!戦略の一環です。無料プロダクトを
とにかく広げて、そこから課金に誘導していきます。ServersManの
運用コストは大変安くできているために、このような事が可能と
なります。

·ServersMan上で、ServersMan Appsが検索/インストール/課金
できるような、ServersMan App Store 等も構想にはあります。

[ServersMan@WindowsMobile]

20090514-ServersMan-WindowsMobile.jpg

iPhoneよりも、更にインストールベースの大きな、ServersMan@Windows Mobileも
同日リリースいたしました。

アプリケーションとしては、日本語/英語/中国語に対応していますが、
まずは、日本語環境のみのリリースとしています。

Windows MobileのOSの特徴として「バックエンドプロセス」を許可していることが
あげられます。このため、他のアプリケーションを動作させながらでも、ServersManが
Serverとして動作することができ、本来のServerとしての機能をフルに提供する
事ができます。

こちらも、積極的にフィードバックを得ながら、開発を進めていきます。

[ServersMan@Android]

20090514-ServersMan-Android.jpg

iPhone、WindowsMobile、mini に続く、第4弾として GoogleのAndroidへの
対応状況を報告させていただきました。今年度は世界800万台の出荷が
予想されており、日本でもドコモから発表されるとの記事も出ています。
この自由なプラットフォームを生かして、ServersManも自由に活躍して
行く予定です。突然動作するデモンストレーションをお見せしたので、
記者の方々もかなり驚かれていました。

また、EXEMODE社とのユビキタス家電の開発も進捗しています!

SiLK VISION 2012の先陣を切ったServersMan、米国でも早速元気一杯に、
暴れてくれています。