弊社子会社メディアエクスチェンジ社の開示に関しまして

弊社子会社メディアエクスチェンジ社の開示に関しまして

弊社子会社の株式会社メディアエクスチェンジ社(MEX)が
本日行いました開示に関して フリービットとして少し
補足させていただきます。

特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ

代表取締役の異動及び役員の異動と当社元社長吉村伸氏の
アドバイザー招聘のお知らせ

フリービットとしましては、3月19日のTOBの成立以降、筆頭株主
としてMEX社に対してアドバイザーを派遣し、フリービットグループと
しての理念実現と企業価値向上の為のプランを猛スピードで
作成してまいりました。

詳細プランのご説明は、6月8日のフリービット社の2009年4月期通期
決算説明会にて行わせていただく予定ですが、今回の開示内容は
当プランに沿った内容となっています。

プラン作成のポイントとしましては、

・フリービットグループの中期経営計画の「Smart Infra構想」において、
MEX社がマザーデータセンターとしての役割を担う。

・過去(旧世代)の設備については、会計基準に基づき減損(約22億円分)して、
次期のクラウド型/仮想化のビジネスに積極投資できる体制を整える。

・従来からの強みである技術力を更に極大化させるために、
創業者である吉村伸氏を技術のリーダーとして招聘し、
特別アドバイザーとして、既存ビジネスの構造改革ならびに、
クラウドサービスの開発をフリービットグループの
北京仮想化ラボ(仮称)と連携しながら推進する。

と設定しておりました。

また、本日の開示内容は、フリービットグループへの連結前ですので、
フリービットグループの2009年4月期の業績予想にも影響はありません。
(MEX社との連結が開始されるのは、2010年4月期の第1四半期からと
なっています)

特損の内容は、設備の減損、データセンタースペースの効率化に伴う
引き当て、子会社(ギガプライズ)の株式及びのれんの評価減となって
おり、今回の特損により事業構造の改革の準備が整い、資産価値や
保有株式等の下落リスクもほぼなくなりました。

連結が開始される前に、未来に向かっての経営体質の健全化を一気に
行っております。このことにより、MEX社は過去にとらわれるこ
となく、あたらしいグループビジョンに沿った積極的な事業運営が
可能となるとともに、既存顧客の皆様にも大きなメリットが
ご提供できると考えております。

MEX社の2010年3月期に関しましては、


・事業構造の転換
・新規サービスの開発

を同時に推進してまいります。

今後は、約5億円の通期経常赤字の状況を、今回の特別損失計上による
減価償却費の低減と、事業構造の転換、グループシナジーの
極大化によって早期に改善できるかが大きなチャレンジとなっています。
当然、しっかりと結果を出す覚悟でいます。

また、同時にクラウド/仮想型サービスの開発・展開を行っていきます。

このサービスは、特に日本においてはかなり画期的なサービスとなる見込み
で2011年3月期においての、MEX社のフリービットグループへの大幅な
収益貢献を見込んでいます。

フリービットグループでは、引き続き、MEX社の事業構造転換を猛スピードで
推進し、理念実現に向けて粛々と進んで参ります。