DTI。さて、そろそろ行ってみますか

DTI。さて、そろそろ行ってみますか

水曜日は一日お休みを取る。本来、唐津からそのまま福岡の
実家に帰って、遅めの「夏休み」を取る予定だったが、いろいろと
スケジュールが入ってしまい、今年の「夏休み」は断念。。。

その代わり、今週は少し「ゆっくりめ」のスケジュールを取る。

水曜日は、10時くらいまで睡眠をとって十分休養をとった後に、
CNNのニュースで米国大統領選の様子を見ながら、気合を入れて、
普段なかなか出来なかった、DTIの業務フローに関しての
詳細マニュアルを読破してみる。

20081107-dticrg.jpg
冊子になっているものだけでなく、web版も読破。。。

昨年の買収以来、スタッフの皆さんとともに、勇気を持って
様々な改善を行ってきたが、「顧客体験」に立って見てみると
まだまだ「各種手続き」(入会、プラン変更、プラン追加)などの面で
複雑な面が多々残っている。スタッフの皆さんも大変な努力をして
くれているが「最高」というのはまだまだ達していない。

今期から、「Simple.」の掛け声の下、プロダクト単位ではSimple.化を
推進し、SiLK Touch、Mail StartTool、UbicNameと立て続けに、
究極までユーザビリティを追求し、「ユビキタス」を簡単に感じられる
プロダクト群を投入し、ユーザーの皆様からも大変好評をいただいて
いるが、そろそろDTIサービス全体のSimple.化に進むべきだと感じている。

# 主力商品のSemantiqNodeは、まだ simple.化が終了していません。
# 現在鋭意対応中で、新しい形でお見せできる予定です。

「マーケットをsimpleにとらえ、simpleに商品開発し、simpleに表現する」

B2Cにおいては、このことが極めて大切である。僕自身、
個人としては実はB2Cが一番得意なのだが、しばらく
離れていたためにカンが戻るのに、少し時間がかかって
しまったことは確かだった。。。これは反省。

ブランドのsimple.化、プランのsimple.化、差別化プロダクトのsimple.化は
着々と進み、「点」は生まれてきている。
いよいよこれらの「点」をつないで行き、「線」を描き、そしてマーケティングに
よって「面」を形成していく時期に入って来たと思っている。

これらの取組みの成果を証明する、市場調査の結果も実は既に出ている。

サービス全体のsimple.化を終了したら、後はそれをsimple.に表現するだけだ。

サービス全体のsimple.化に向けて、休日を使って業務フローを俯瞰して
把握する事が出来た。東京電力時代のDTIとPOINTとの統合が「複雑さ」の
根本原因になっていることも改めて実感できた。

DTIのサービス全体のSimple.化は、DTIユーザーのユーザービリティが
上がるだけでなく、おそらく業務のコストパフォーマンスを著しく、
向上させることができるようになるだろう。

また、DTIのB2C向けの課金システム、業務システムはUbicFrontier!戦略
(様々な無料のユビキタスプロダクトを無料で提供し、オプションで課金して
いく)の基幹システムとなるので、この部分のコストパフォーマンスはFBの
世界戦略にとっても大きな鍵となる。

「DTI。さて、そろそろ行ってみますか」

今の覚悟である。