DTIによる株式会社ISAOとの吸収分割契約締結に関するお知らせ

DTIによる株式会社ISAOとの吸収分割契約締結に関するお知らせ

DTIでは、フリービットグループの中期経営方針SiLK VISION 2010 ver.2.0
設定されている「三つの重点戦略」のひとつである、

ハイブリッド戦略の拡大

の一環としまして、CSKホールディングスグループである
株式会社ISAOの個人向けインターネット接続サービス事業と、
マンションインターネット事業を会社分割方式により
承継いたしました。

目的は「ハイブリッド戦略の拡大」です。

該当ユーザーに対してフリービットグループの
コアコンポーネントAPIを利用した接続サービスをご提供することで
コスト削減を実現し、その削減したコストの一部を利用して、
ユーザー負担なしに各種ユビキタスサービスをご提供し、
ユビキタス化社会を推進していくことにあります。

昨年6月に発表したこの戦略に基づき、livedoor接続サービス、
DTI、サーラインターネットに続きまして今回のisao.netサービスで
4件目となり、これまでで40数万人の継続課金ユーザーの獲得を行いました。

当該事業は、

売上 10億900万円

* 2008年3月実績

となっており、譲受金額は5億円です。

資金はPhoenix One 計画実行によって生み出された、DTI営業キャッシュフロー
による手持ち資金にて全額賄いますので、新たな借り入れや増資などは
一切行いません。

当該事業は、

・個人向けインターネット接続サービス事業

約2万ユーザー。セガゲームコンソール ドリームキャスト用のプロバイダと
して設立。ISPに。

・マンション向けインターネット事業

主に、野村不動産新築マンション(PROUDシリーズ)向けにサービス提供。
約28,000室。

という二つの事業で構成されており、個人向けサービスに関しては準備が
整い次第、DTIが提供しているサービスへとアップグレードしていきます。

また、マンション向けインターネット事業は、野村不動産との大変優良な
提携案件が存在しているために、成長を続けております。フリービットでは、
共立メンテナンス社との提携による集合住宅向けサービス提供のノウハウも
有していますので大きなシナジーが見込める分野だと思っています。

また、フリービットグループが生み出す新しい「ユビキタス家電」の提供
パスとしても大変期待しています。

当該事業は、フリービットの3Q業績から連結される予定です。(今期は半期連結)
業績への影響に関しましては、現在統合効果の詳細なども含めて精査中ですので
判明し次第速やかに開示を行います。

1999年にCSK創業者大川功(isao)氏の名前を冠して生まれた歴史あるサービスを
継承できたことは、テクノロジー分野の経営者として大変光栄なことだと感じています。
創業者のDNAをしっかりと継承できるようしっかりと運営してまいります。

フリービットグループは、SiLK VISION 2010 ver.2.0の実現に向けて、
粛々と歩を進めてまいります!