佐賀県唐津市にコールセンターを来年4月に移設を発表

佐賀県唐津市にコールセンターを来年4月に移設を発表

昨日、11時より佐賀県、唐津市、フリービットの三者で
ホテルニューオータニ佐賀にて、進出協定を締結いたしました。

コールセンターの新名称は「フリービット SiLK Hotlines」と
なります。

20071101-silkhotlines.JPG

[プレスリリース]
http://www.freebit.com/press/pr2007/20071101.html

[佐賀県ホームページ]
http://www.pref.saga.lg.jp/web/furi-bitto.html

移転の目的は、

・フリービットのコールセンター部門(旧:SHI)は、DTIの
サポート顧客満足度No1を支える重要なファンクションで
ある。

・東京では、コールセンター間の競争が激しく、
アルバイト、派遣さんは、センター側費用負担で、
平均2ヶ月間の教育を施してはじめて、実際運用にかかわれるように
なるが、その後の離職率が高く、平均半年~1年で離職してしまう。

・地代、人件費などが上昇傾向にある

ということで、継続的な競争力強化を目指して抜本的な
を打つことを決断いたしました。

また、佐賀県唐津市を選択した理由としては、

・佐賀県第二位の都市であるが、競合他社がない。

・離職率が極めて低い。

・すでに、FBノウハウを生かした、技術者育成の進出協定を
5月14日に行っており、その教育を経た生徒がすでに生まれている。
これらの生徒をそのまま採用することができる。

・各種企業誘致補助金制度が充実している。
地代の半額相当補助、設備投資の半額相当補助、教育機関人件費の補助、
電気代補助 等

そして何より、坂井市長、古川知事の熱い心とすばやいフォローアップ
体制に安心感を抱きました。

来年4月稼動に向けて、今年2月までに120名の採用を予定しており。
この期間でこの規模の採用は類を見ないとのことで、佐賀県知事、
唐津市長の陣頭指揮の下、行政が大規模な採用活動のバックアップ
を行ってくださっています。これらは経済的にいうと、
「採用コストの劇的な低減」という効果ももたらします。

また、移行と同時に更なる効率化対策を施し、来年完全移行後には
クオリティをそのままに、30%~40%のコスト削減が実現できる
見込みです。

一部移行コストなどが発生しますが、誘致補助金などが受けられますので、
実質的に大半の費用が戻ってきます。

コールセンター予定地は、唐津市和多田の約300坪のスーパーマーケット跡地を
そのまま利用しますので、新たな建物なども必要ありません。
現在、東京赤坂で4階建てビルを丸ごと利用しておりますので、この部分
でも大きなコストダウンになります。

唐津での採用形態は、契約社員形態を取る予定です。

年内に10名の採用を実行し、コア人材教育を施し、来年2月までに
120名のオペレーター採用を行い、2ヶ月をかけて本格稼動を目指します。
SHIでは、パソコン初心者でも2ヶ月間でサポートエージェントとして
育てあげる独自のノウハウを持っていますので、この部分がうまく機能
してくれると確信しています。

大変大きなチャレンジですが、SiLK VISION 2010の達成に向けて、
経営層、スタッフ一丸となって努力してまいります。

佐賀に人が集まる、「唐津くんち」「バルーンフェスティバル」の
期間を狙って、進出協定、そして各種団体へのご挨拶を
今週末で行っていきます。

昨日は、進出協定、県の方々とのランチに続いて、

・佐賀県のIT企業、ケーブルテレビ会社の代表者の方々との意見交換
・佐賀テレビ訪問
・佐賀新聞社訪問
・デジタルコミュニケーション佐賀訪問
・佐賀電算センター訪問
・佐賀大学、教授、学生約20名との意見交換会

そして、県の方々との夜の会食、続いてブランツールにて
高校の先輩とのオフでの意見交換(取材つき)。

と続きました。朝4時半起床で夜1時までというスケジュールでしたが、
精力的に進出のご挨拶と、人材獲得へのお願いを行うことができたと
思っています。地元の方々の熱さも伝わってきました。

積極的な支援をいただいている、佐賀県、唐津市に本当に感謝を
しております。「No1満足度のITコールセンターの地方移転」を成功させ
東京一極集中の問題に関しても独自の姿勢が示せればと思っています。

この大きなチャレンジに必ず勝ちます。