2013年を振り返って
2013年も今日で終わりですね。
2013年の一番大きなトピックは、中期経営計画 SiLK VISION 2016の完成と
発表そしてそのスタートでした。
7月末の株主総会にてSiLK VISION 2016の発表と、PandA/freebitmobileプロジェクトの頭出しをさせて頂きました。
[SiLK VISION 2016発表動画]
http://www.freebit.com/ir/movie/2013-07-30/
計画立案は2012年の5月から本格的にスタートし、フリービット全体で
この数年間で紡ぎだしてきた「freebit frameworks」と同時並行で
作業を進めてきました。
計画だけでなく、計画を実現するフレームワークが重要です。
このフレームワークのインストールと徹底度合いが企業としての
継続的成長の要になると考えています。
# このフレームワークのインストールの為に、フリービットでは、
# CIO(Chief Installation Officer)室を設置して一歩一歩前に進んでいます。
SiLK VISION 2016と、freebit frameworksの2つを完成させることが
出来たこと。そしてその計画に従って、実際のサービスを生み出し
始めることができる「新しい仕組み」が作れたことが最大の
トピックだったと考えています。
今年の目標の「顧客志向」は、単に一年の目標ということではなく、
freebit frameworksの中に組み込みました。
また、徹底した合宿の文化を取り戻した事も大きな仕組みの
変化でした。
2013年4月期は、子会社の不正会計があり、その修正の影響が、
今期にも及んでしまうだけでなく、株主総会の開催が
ギリギリまで遅れてしまう事態も発生してしまい、
株主の皆様、お取引先の皆様には大変ご心配をおかけしてしまいました。
それらの「罪」を経営者としてしっかりと今後の結果で、
「償って」参りたいと覚悟しております。
事業的には、SiLK VISION 2016に従って、本格的な新規の
取り組みに舵を切っています。
まずは「モバイル革命」領域で、「全く新しいモバイルの仕組み」を
実現するためのコアコンポーネントとして、自由に料金プランを
作成できる Semantic Switch、CloudVoIPのアップデート、帯域を
更に効率的に利用する仕組みを完成させてきました。
MCI戦略に基づき、それら全てを「垂直統合」して、徹底した顧客志向の
もとで「切れめのないユーザー体験」(SiLK Experience)を建築家の
迫慶一郎氏と実現した、「freebit mobile」を発表いたしました。
freebit mobileの最初のイメージキャラクターは Goose houseの皆さんに
お願いしました。Goose houseの皆さんとの出会いはあらゆる意味で、
本当に最高でした。freebit mobileにとって欠かすことの
出来ない存在です。
またまだ、生まれたばかりの、不完全で脆くて小さな存在ですが、
大切にしっかりと育てていきたいと思っています。
ATELIERでは、毎日毎日遅くまでCrewが真剣にサービスの改善を猛スピードで行ってくれています。
ATELIERをあたたかく迎えてくださった、福岡の皆様に本当に
感謝しております! ATELIERは小さなお店ですが、我々は
毎日本当に多くのことを学び、修正を重ねています。
来年は、SiLK VISION 2016に従って、モバイル革命の更に力強い進捗と、
生活革命への準備を開始いたします。年明けには、生活革命の第一案件である、
実証実験の詳細のご報告ができるかと思います。時間のかかる分野
ではありますが、こちらも一歩一歩素晴らしいサービスを、
紡いでいきたいと思います。また、フルスピードや、ギガプライズも
独自色を出した展開が見えてきて、楽しみになってきました。
2013年は、僕にとっては、本当に長い一年間でした。
どんな困難にも逃げずに真正面から立ち向かってきました。
大厄の年でしたので、無理や賭けをしないように一歩一歩
足元も確認しながら、進んできたつもりです。
そして、2013年の最後の最後になって12月30日、神様は
一つのプレゼントをしてくれました。自分としてはご褒美だと
勝手に解釈しております。
今年支えてくださった、皆様に心から感謝をしています。
来年もよろしくお願いいたします!
2014年はAIFにて議論をした「異次元のビジネスモデル」に一歩でも近づけるように、
頑張っていきます。
free you a bit!
2013年12月31日 渋谷にて。