2012年も残り2週間! 今年最後の中国出張

2012年も残り2週間! 今年最後の中国出張

2012年も残り僅かになりましたが、ペースを緩めることなく日々活動しています!

7日の決算発表後の先週一週間は、東京にいましたが、日曜日から香港/深セン入りしてきました。
(おそらく)今年最後の中国出張でしょう。

現在の中国事業ですが、

1.個人向けクラウドインフラ事業

香港VPSに続き、本土でのVPS事業の準備を進めています。
正式ライセンスでの対応、IPv6の標準対応など、高い目標で行なっていますが、
一つ一つ前に進めて行っています。

この2年間の取り組みで、本土課金の仕組みの完成、本土マーケティング体制の
完成など、一つ一つのパーツを組み上げています。
特に課金とサポートは、多くのノウハウを得ることが出来ました。
日本と全く違う商習慣やユーザーニーズが把握できました。

それらの成果として、香港VPSは現時点でも「退会者ゼロ」の状態を維持しています。
クラウドサービスは、一定の退会率を積んでいますが、サービス内容とクオリティの
バランスがとれたサービスとして評価を頂いている様子で嬉しく思っています。

次のバージョンアップが終わった時点で、積極的なマーケティングフェーズに
入る予定になっています。

本土のライセンスに関しましても、政府の管轄部署が、ライセンスの受付を
正式に再開したページをオープンするなど、変化が出ています。
こちらは、様々な方法を同時並行で準備しています。

2.M2M(Cloud@SD)事業

正式に法人/政府部門の代理店を選定しました。

代理店は、中国でもデジタルメモリ領域ではとても有名な方が起業された
会社で、Cloud@SDを専門に販売することになっています。

今回はこの分野での出張を行いました。

我々が中期で進出する事を検討している分野での、大変強い企業から
ニーズをいただき、自分の目でその内容を確かめるために休日を
使って、深セン入りしました。

Cloud@SDと連携する「モノ」に実際に触れ、経営者の方から直接、
1998年の起業からのトラックレコードと、現在地を聞き、Cloud@SDの利用で
解決すべき課題も明確になりました。

代理店が設定できてから、この様に 「Cloud@SDのコンピューターとしての利用」の
案件が増えてきています。M2Mの世界は間違いなく、中国の方が進むと思います。

国家の規制は強いですが、産業全てが「新しい」為に、産業自体の参入障壁が
低いと感じています。

石にかじりついてもM2Mは立ちあげます。

3.aigo cloud事業

aigoは現在、月間10万台程のPadを既に販売しており、
cloudとの親和性が高い企業に変わってきています。

それらを軸にレバレッジを効かせていく方向です。レバレッジの為には、
もう一段階のクラウド領域のコストダウンが必要となっており、
日本で磨き上げたの最新のシステムの現地展開などを準備しています。
1の領域とも重なる展開なども準備中です。

4.IPv6事業

決算発表でもお話しましたが、こちらは、BIIとの連携がタイトになっていて、
キャリア向けの第一次企画書を提出しました。具体的に4つほどの領域
候補が上がってきているので、具体的なビジネス化を行なっています。

温家宝元首相が、IPv6化宣言をされて、1年になります。
この一年で、中国のIPv6を取り巻く状況は大きく変わりました。

また、別の問題が日中間には発生していますが、それらに負けることなく、
慎重に進んでいきます!

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