第136話 大阪出張
大阪出張で立ち寄った松下電器産業本社にて気持ちを新たにする石田氏
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先日,ある所用で大阪に出張してきた。やはり,国内でも土地柄が変わると雰囲気が変わるもので,ワクワクしながら街を歩いている自分に気づいた。
大阪には
・景気は悪いが,なぜか元気がいい(と感じた)
・サービス精神旺盛だ(過激すぎるくらい)
・目があったりすると,なんかしら話しかけてくれる。
という印象を受けた。
折角大阪まで来たので,足を伸ばして松下電器の資料館などを見学してきた。
・伝説の二股ソケットを見て感動
・白物家電のネットワーク化の市場は絶対に日本ががんばらないといけない
と感じた。また,その市場自体が存在することもある種確信できた。
松下電器の生い立ちなどを深く学ぶことが出来,町工場が世界企業に成長する足跡を感じることが出来た。我々ベンチャー企業にとっては,このような足跡を学ぶことは,大変元気付けられるものである。
# ソニーミュージアムを見たときも同様に大感動したことを覚えている。。。
今回出張してみて,僕自身海外には頻繁に足を運んでいるが,国内出張の経験は極めて少ない事に気づいた。(昨年ISP行脚をしたときが,唯一ともいえるまとまった国内出張の機会だった)
上京してきたときに東京出身の友人が九州を訪れたことが無いと聞いてびっくりしていたが,やはり東京にいると地方に足を運ぶことが少なくなり,東京だけを見て日本を把握した気持ちになっていることを痛感した。
先ずは,本業のITの切り口から,各地域差を確実に捉えて「日本のIT事情」を明確に捉え,それから外国との「相対化」作業を行うことが急務であることを感じた出張であった。
ダイアリー
3月15日(土)
ゆっくりと眠って起床。週末作成するレポートの資料を集めるためにオフィスへ。それから湘南新宿ラインで逗子宅へ戻る。車内ではレポートのメモを作成。夕方に逗子宅到着。大家さんにご挨拶。いつもながら大変歓迎してくださる。本当に感謝。夜は,大家さん宅でお食事をご馳走になる。楽しい夕食だった。
3月17日(月)
午前中はメモを作成して,アクションアイテムをまとめてから渋谷に向かって出発。車内では,ひたすら資料を読む。オフィス到着後いくつかミーティング。夕方,会社パンフレット作成に関しての打ち合わせ。本日,So-netとSONYがIPv6とCoCoonを使ったサービスの発表を行っていた。IPv6化には「Feel6 Technology」が採用されている。このような,IPv6への取組みがどんどん増えてくるのは本当に大歓迎だ。夜は,「キリンシティ」で夕食。
3月18日(火)
午前中は,資料の読み込み。午後は,SONYにて数件ミーティング。オフィスに戻って15:00から経営会議。いくつか大きな内容をマネージャーに対して説明をする。その後面談一件。17:30より某社との協業に関しての打ち合わせ。18:00より社内デザインテンプレートに関しての打ち合わせ。夜は,某ISPの社長さんとお食事。大変面白い会となった。
3月19日(水)
某銀行の方がご挨拶にこられる。既存のビジネスや技術的将来性等について意見交換。ソニーに移動してミーティング3件。オフィスに戻って,理念の共有プロジェクトの打ち合わせ。その後,臨時取締役会。某案件の決議。夜は,「キリンシティ」で夕食。