新株予約権の全権利行使完了に関しまして
でお知らせしておりました、権利行使が8/7に終了しフリービットは
創業以来最大規模の資金調達を成功裏に終了したことをお知らせいたします。
以下に詳細をご報告いたします。
・6月22日~8月21日までが行使可能期間であった新株予約権が、
8月7日に行使された110個(1,100株)をもって450個(4,500株)の全てが
行使され、期間を前倒しして完了することができました。
・これにより当社株式は新たに4500株発行され、23億円超の資金調達に成功しました。
希薄化は約9%となっています。
・1年半前の新株予約権の発表時の株価相当額は463,100円でしたが、
今回の調達方法は発行株式数を一定に据え置き、希薄化割合を限定した上で、
株価を織り込むことで調達金額が変わってくる方法であったために、その後の
業績と株価推移を織り込み、最終的には平均 511,904円となりました。
この金額は、8%のディスカウント後の金額になりますので、発表時の461,000円を
同一条件で比較しますと
463,100 x 0.92(8%ディスカウント) = 426,052円
511,904 / 426,052 = 1.20
となり、金融危機後においても、20%程多く調達することができました。
・新株の引受は機関投資家が中心となっています。しかし、大和証券SMBCの
販売手続き上、市場でも若干すでに売却されております。
・今回の増資によって、自己資本比率は31.1%から47.2%(68億円)に
増加しており、企業としての信頼性も増すことができました。
今回の資金調達の成功は、SiLK VISION 2012達成に向けた大変大きな
エンジンとなります。フリービットグループでは、前年度下期より、
SiLK VISION 2012達成に向けた、さまざまな「リソースの確保」を行ってきました。
人材の確保とマネージメント体制の構築
FB 新しい取締役と監査役
戦略人事部の設置、事業企画リソースの拡張
中国事業経営&事業運営チームの確保
DTI COOの招聘
MEX クラウドを推進していく技術チームの獲得
子会社ギガプライズのSIを実行できる経営チームの確保
EXEMODE ユビキタス家電の開発と流通を担う人材の確保
この人的リソースと、今回の23億円の資金調達によって、今後の
IPv6 + 仮想化をコアとした、クラウドサービス、中国向け事業の
立ち上げに向けた投資やハイブリッド戦略に則った投資を行い、
スピード感を持って、SiLK VISION 2012を実現して参ります。