第115話 「自分流」気分転換の方法

第115話 「自分流」気分転換の方法

ishidaヴァイオリンを奏でる石田氏
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仕事柄とても深い集中力と思考力を「持続」させる事が求められる機会が多い。

大きな決断を下すには,膨大な情報収集とその整理,そしてその上に立脚して「覚悟」を決めて最終判断を出す必要があり,限られた時間の中でそれらを行っていくためには,どうしても「気分転換」(頭のリフレッシュ作業)をどのように効率的に行うかが決め手となってくる。

環境のリフレッシュについては「二つの自宅」の回などにお話しているが,今回は頭の中のリフレッシュである「自分流の気分転換のテクニック」に関してお話してみたいと思う。

僕にとっての最も効果的な気分転換は,なんと言っても「楽器を弾くこと」である。散歩や入浴などそのほかにも使い分けている「気分転換テクニック」は存在しているが,天気や季節,設備に影響されず,(殆ど)場所と時間も選ばないこの方法を一番重宝している。

僕は昔からフルートをやっていたために,資料を読むのに疲れたり,集中力が高まらなかったりしたときはいつもフルートを吹いて気分転換をしている。

実際に自分の息を吹き出し,それが音階にのった振動として伝わる心地よさは最高の気分転換となり,5分から10分で殆ど完璧にリフレッシュが完了してしまう。また,リフレッシュだけでなく,新しいアイディアを考えるときに演奏したり,曲のリズムを変えることで思考の「リズム」を変えるという使い方をすることもできる。

最近はフルートだけでは飽き足らず,30歳を節目に,前々から興味があったヴァイオリンを購入してみた。また,新しい「気分転換方法」として確立できるよう日々基礎から練習中である。(キラキラ星は完璧!)

PS.
小さなころから楽器演奏をやってきたために,音楽的要素は僕の様々な局面で「リズム」を与えてくれている。思考のリズム,プレゼンテーションのリズム等々。。。オリジナリティを支えてくれている重要な要素である。

ダイアリー

8月29日(木)
起床後ISPConのプレゼンテーションの最後の修正。9:30からリハーサル開始。控え室にて吉村師匠にご挨拶をして雑談。11:00FreeBit.Com ISP Convention2002開幕。田中さんの挨拶に続いて,僕がプレゼンテーションを行う。盛りだくさんの内容でとてもすばらしい評価を頂いた。その後の懇親会で,参加ISPの皆様にご挨拶をさせていただく。終わって一安心。

8月30日(金)
午前中は,昨日のコンベンションでいただいたサービスに対してのご要望をメモにまとめる。貴重なご意見。午後から出社して,いくつかミーティング。夕方から,SONYにてミーティング二件。オフィスに戻って軽い打ち合わせを数件。夜は,清水とお食事。色々と話す。

8月31日(土)
早めに起きて,引越しの打ち合わせ一件。そのまま藤沢宅へ戻って,家からBeachFMの新システム立ち上げのモニタリングを行う。モニタリングをしながらSONYの某案件のメモを作成し送る。無事BeachFMのシステムは稼動を始めた! 夜は,DVDで「アメリ」を見る。幸せな気分になれる映画だね。

9月2日(月)
朝はメール,メール,メール。かなりの数のメールを読んで送る。早めに神泉オフィスに向けて藤沢宅を出る。車内ではFreeBit.Comのコアビジネスを再度整理して,現在の方向性とずれがないかどうかを客観的に捉えなおしてみる。オフィスに直接出ずに神泉宅へ行って少しデスクワーク。それから出社。出社後ReSET.JPで指摘をいただいていたBフレッツの速度に関してのヒアリング。帯域には全く問題ないのに速度が出ていないユーザーさんがいらっしゃったので,徹底して究明するよう指示。夕方日記のまとめ。それから,引越しプロジェクトに関しての打ち合わせ一件。大きな決断をする。夜は「キリンシティ」にてお食事。

9月3日(火)
朝一番で大きな提携のミーティング。極めて前向きに検討を行う。その後,具体的な方法に関して検討を行う。14:00から株式に関しての個別面談。多くのスタッフと直接話を行う。19:00中途採用最終面談一件。夜は,サポートセンターのコアスタッフと「地酒」にて「次世代のサポートとは」ということに関して話し合う。「Continuous Communication」がFreeBit.Comの次世代サポートのキーワード。色々な話を聞くことができて大変有意義だった。