SiLK VISION 2012の骨子発表
昨日、SiLK VISION 2012 骨子の発表を行いました。
[SiLK VISION 2012 骨子 PDF]
http://www.freebit.com/ir/pdf/2009-04-22.pdf
内容に関しては、動画を掲載いたしましたのでこちらをご参照ください
[動画説明]
http://www.freebit.com/ir/movie/2009-04-22_FLV/index.html
SiLK VISION 2012におきましては、事業内容を
「インターネットビジネス支援事業」から「Smart Infra提供事業」
へと拡大定義を行い、今後本格化するクラウドコンピューティングの世界において、
「フリービット流」で取組み「アジア発のリーディングカンパニー」
になることを目指しています。
来期の目標に関しましては、従来のSiLK VISION 2010における
売上高 130億円
経常利益 20億円
を上方修正し
売上高 150~160億円
経常利益 20~ 24億円
としています。
来期は、既存事業の伸張、新規事業の開発、中国/海外事業の開始と
平行しながら、現在5億円規模の営業赤字であるMEXの事業構造の改革に
チャレンジしていきます。単なる事業構造の改革だけでなく、MEXの次の成長に
向けて、新規事業の為の技術開発にも着手します。
この事業構造改革と新規事業の投入が完了した時、MEXは
Smart Infra構想を担う中核企業として生まれ変わる計画です。
(MEXの構造改革の内容につきましては、5月中旬に同社の通期業績が発表される際に、
来期業績予想の発表とともにご説明予定です)
3年後の2012/4におきましては、
売上高 300億円
経常利益 45億円
を目指します。
売上高 40億円弱のフリービットが、 3年後に「売上高100億円、利益15億円」という目標を
SiLK VISION 2010で発表したのは僅か2年前です。
当時はこの高い目標に対して「絵に描いた餅」という声もいただき
ました。しかし我々は、100年に一度の経済危機と言われている中においても、
その計画を更に1年前倒しした実現を視野に入れて動いています
(フリービットグループの2009/4通期の決算発表は6/8を予定しています)
SiLK VISION 2010の発表以来、我々は一切ぶれずに粛々と
その計画を実行してきました。お時間がある方は是非とも、
当時のエントリーをご覧ください
[SiLK VISION 2010 その1] 2007/06/12
http://atsuki.net/archives/2007/06121145.html
[SiLK VISION 2010 その2] 2007/06/13
http://atsuki.net/archives/2007/06131044.html
SiLK VISION 2012は更に高いハードルを設定しました。
2006年、SONYが60周年を迎えたとき我々は
「SONYになるにはあと54年しかない」
と目標を設定しました。既に3年が過ぎ、我々には
51年しか残されていません。
また、当社の社外取締役である出井さんがSONYに就職された時は、丁度、
今期のフリービットと同じ規模だったそうです。そこから出井さんがSONYの社長に
就任される40年弱の間にSONYは5兆円企業となりました。
我々が、そこに到達できない合理的理由はどこにも存在していないと
思っています。
SiLK VISION 2012は、
Being The NET Frontier! Internetをひろげ、社会に貢献する
という理念の元、51年後にはSONYのようなグローバル企業として
社会に貢献するという目標に向かっての「道程」に過ぎません。
SiLK VISION 2010で獲得した多くの「あたらしい戦略リソース」を最大限に
レバレッジさせて、目標の達成に向けて粛々と努力をして
行きたいと考えています。
ユビキタス化社会はすぐそこにまで来ています。
Smart Infra提供事業者として、クラウドコンピューティングに
おいての「アジア発のリーディングカンパニー」を
目指していきたいと思います。
繰り返しお話ししていますとおり、フリービットの理念実現には時間が必要です。
そのため、目的地を示した上で、現在地も出来るだけタイムリーかつ
透明性高くご報告してまいります。理念実現に向けて今後も一歩一歩粛々と
歩を進めてまいります。
SiLK VISION 2012の詳細は、6/8のフリービットグループの通期決算発表に
おいて行います。
ServersMan@iPhoneは、既に米国版の準備を終えており、
Appleによる審査結果を待っている状態です。
ServersManにつきましては、他の展開の詳細も含めて
連休明けの5月中旬頃に、戦略説明をさせていただきたいと考えています。