ユビキタスサービスへの挑戦!

ユビキタスサービスへの挑戦!

午前中は、出張報告の執筆。

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中国出張のレポート。これから先の大切なエッセンスを盛り込む事が
できたと思っている。

中国のネットワーク、IPアドレスの価格等を見て中・長期における
フリービットのポジショニングと貢献方針がさらに明確に見えてきた。

BRICSの国々は皆、同じ課題を抱えていると想定される。
市場性はとてつもなく大きい。

ブロードバンド先進国の日本で、しっかりとユビキタスプロダクトを
固め、それらを「これからブロードバンドが本格普及してくる国々」で
展開していくことができたらすばらしいと思う。

インターネットの世界では、日本は常に米国発のものを持ち込む
「タイムマシン運営」などといわれていたが、ユビキタスの
分野では絶対に先行していかないといけない。
「ジャパンパッシング」などと、絶対に言わせない土壌を
今から作っていかなければいけないと思う。

フリービットは、SiLK VISION 2010発表前までは、
BtoBビジネスのみを行ってきたが、ユビキタス化による
新しい価値を創造していくためには、エンドユーザーに直接
プロダクトを提供し、スピーディーに商品をブラッシュアップ
していくことの重要性に注目し、ハイブリッド戦略
(ISP買収によるB2C参入戦略)を重要施策として追加した。

SiLK VISON 2010発表後すでに、3件のISP買収を行い、
グループシナジー効果に関しては、想定どおりの効果
が見えてきた今、いよいよB2C戦略の本番が始まる。

「世界中で翻訳なしにそのまま動作するサービス」

インターネットのポテンシャリティを極めてレバレッジさせた
商品を開発していきたい。

、、、といった内容のレポートを午前中いっぱいかけて
まとめていく。中長期戦略がさらにもう一歩具体的に
見えてきた。直接見て触れることは戦略立案時には
とても大切だと改めて感じた。

午後から出社して、その後は評価面談の連続。
ちょうど評価週間なのでどの部門も面接のラッシュだ。

夜は、木村太郎さんご夫妻と食事。
人生において、いろいろと為になるご助言をいただく。
本当に感謝の心を忘れずに。

帰宅後は、評価面談の内容を振り返る。

それにしても、今期の上期は本当によくがんばったと思う。

上場の実現(正確には前期末)、各種ユビキタスサービスのリリース
中期経営計画SiLK VISION 2010の策定と発表、ハイブリッド戦略の実行、
その一環のDTIの買収の実現(借り入れによる資金調達の実現)、
シナジープロジェクトのPhoenix One Projectの推進、そして
特許の取得IPv6の普及活動

そしていよいよ、SiLK VISION 2010 の東証一部昇格への第一歩である
株式三分割。前回の失敗から経営者としても組織としても、本当に
大変多くの事を学ばせていただいた。

これらを糧としてしっかりと理念を実現していきたい。