DTI渋谷オフィス稼動とP1 Projectの進捗
週末、サポートセンターチームが唐津で人材採用を行っている裏側では、
実はDTIの全チームが品川から渋谷Eスペースタワーへの引越し作業を
同時平行で行っていた。週末の作業で無事にDTI全スタッフの引越しが完了し、
月曜日からフリービットと同じビルにて稼動を開始することができた。
今まで片道40分以上の移動が続いたが、これでぐっと時間短縮ができ、
コミュニケーションの密度も濃くなるだろう。また、オフィスの賃料も
節約できることになる。
電話システムも、フリービットのIPビジネスホンに統一したので、
DTIとフリービットは同一内線システムを利用して効率的に、
仕事を行うことができるようになっている。また、双方の会議室や
インフラの共用などによって、スペース効率なども格段に上がって
いる。
昨日、19時から赤坂のカスタマーコミュニケーション部の一部を除く、
全DTI、フリービットスタッフが結集し、顔合わせの会を行った。
僕自身、規模を改めて実感することができた。
このオフィス移転によって、1Q決算発表会の際にご説明した
フリービットとDTIのシナジープロジェクトである、
P1(Phoenix One)Projectの「応急処置フェーズ」のほぼすべての
手を打ち終えることができたとことになる。かなりのチャレンジ
だったが、無事にお約束を守ることができた。
「応急処置フェーズ」で実行することは、シンプルに5つを設定した。
1.ビジョンの再定義
Being The NET Frontier! インターネットを広げ社会に貢献する
という共通の理念設定を行い、このインストールのために、
DTIの全部署とタウンミーティングを行い、その後の懇親会で
全社員とお酒を酌み交わしながら直接理念を伝えた。
また、DTIをISPから「ユビキタスプロバイダ」として再定義し、
フラグシップサービスとして「Dream HUB」を投入した。
「Dream HUB」サービスは、飛躍的なスピードでDTIユーザーに
ご利用いただいている。
[DTI戦略説明会動画]
http://www.dti.co.jp/release/071025.html
2.サービスメニューのシンプル化
先日のDTI戦略説明会でも発表させていただいた「シンプルプラン」を
早期に開発着手することができた。
・「接続サービス」と「ユビキタスサービス」の切り離し
・「接続サービス」は極めてプランをシンプルにして「迷わせない」
・価格は業界最安値水準を実現
・標準で、Dream HUBがご利用いただける
論理的に考えると、「選ばれない理由がない」商品力を短期間に実現した。
11月からはユビキタスプランを含めた「怒涛のリリース」となる。
3.退会防止策の実行
明確な日次の数値の管理システムの導入、魅力的プランの投入、
コールスクリプトの精査、そして何より現場のエージェントの皆さんの
頑張りなどによって退会防止率が、ある施策では何と20倍近くまで
跳ね上がっている。現場では更なる高みを目指してくれている。
この部分ではミラクルだと思っている。
4.オフィスの渋谷移転によるコスト削減と効率アップ
オフィス設計、引越しまでを2ヶ月強で実行することができた。
今までのノウハウを最大限に生かしつつ、DTI、フリービットの両スタッフの
すばらしいコラボレーションで短期間での移転を実現することができた。
また、当初渋谷に移転予定であった、コールセンター業務も来年4月に
より唐津に移転するという決断も行い、成功すると飛躍的な
競争力の向上となる。この点はスタッフの経験とガッツにより予想以上の
効果となっている。
5.統合ネットワークの検討
検討に関してはほぼ方向性が見え、実際にコストダウンも始まっている。
この点に関しては、更なる効率化を目指す。
P1 Projectも粛々と進捗している。中期に向かって粛々と進捗している。